作品リリースの形態として重要度の高まっている、AACやmp3。配信ビット・レート、圧縮のクオリティは高まっているとはいえ、実際にマスターを変換してみるとクリップしてしまったり、思い通りの音にならないことが多い。そこで、マスターの音量、EQ、コンプレッサー、トランジエントなどを調整し、再度書き出したものを試聴する。それでも満足できない場合は、あらためてミックス、マスタリング調整を行う。
Sonnox Fraunhofer Pro-Codecは、そんな試行錯誤の繰り返しによる時間や労力の無駄を解消するプラグインです。
高品位なプラグインで知られるSonnoxが、AAC、mp3規格のオリジナル開発元であるFraunhoferと手を組んで作ったSonnox Fraunhofer Pro-Codecを使えば、ミックス、マスタリング作業を行っているDAW画面を離れること無く、AAC、mp3変換後の音をリアルタイムに試聴することができます。そして、バージョン2ではiTunes Plus コーデックにも対応(Mac環境のみ)。iTunes エンコーディングのクリップ特性などを全てリアルタイムにモニターし、ミキシングの段階でレベル補正作業が可能なため、短時間でiTunes 用に優れた作品に仕上げることができます。
フォーマットは、iTunes plusの他に、多くの配信サイトで採用されているAAC LC、mp3、多くのストリーミング局で採用されているHE AACの他、mp3 Surround、24-bit/192kHzに対応したロスレスのHD AAC、mp3HDなど幅広いコーデック、ビット・レートに対応。元のセッションが44.1kHzでも、192kHzでも、出力音は自動的にコンバートされます。
コンスタント・ビットレートが良いか、バリアブル・ビットレートが良いかなど選択に迷ったら、5つの設定を画面にならべて、比較試聴することもできます。
満足の行くマスターが仕上がったら、選択したコーデックで書き出し可能。常にエンコード品質向上の研究開発を続けているFraunhofer純正の最新アルゴリズムにより、安心して高品位なエンコードが行えます。アーティスト名、ジャンル、ISRCコードといったID3メタ・データもプラグイン内で記述できます。