16チャンネルのエリートクラスコンバージョン、HEXAコアDSPプロセッシング、サラウンドモニタリング機能
フラグシップモデルとなる Apollo x16 は、音楽プロデューサー、プロジェクトスタジオ、ポストプロダクションスタジオに現在考えうる最高の A/D D/A コンバーター、HEXAコアによる UAD プロセッシング、デュアル・クリスタル・クロッキング、そして 7.1 サラウンドモニタリングを活用したトラッキング、オーバーダビング、ミキシングを提供する、Mac / Windows 対応の Thunderbolt 3 オーディオインターフェイスです。
60年以上の歴史を誇る UA のクラフトマンシップによって生み出されたこの18イン/20アウトのインターフェイスは、世に出ている統合型オーディオインターフェイスの中で最も広いダイナミックレンジ(133 dB)と最も低いTHD+N(-129 dB)を誇ります。さらに、HEXAコアプロセッシングによって、定評ある UAD プラグインをリアルタイムで使用するためのDSPパワーが50%増強されています。
エリートクラスの A/D D/A コンバーターが、現在考えうる最高レベルのダイナミックレンジとS/N比を提供
より多くのUADパワードプラグインをリアルタイムで稼働させることが可能な、6つのUAD DSPチップを搭載した強力なHEXAコアプロセッシングによるミックス
ミキシング・コンソールやアウトボード類との接続が容易に行える、DB-25 接続による 16 x 16 のアナログ入出力に加え、+24 dBu のヘッドルーム設定が可能
LUNA レコーディング・システムの提供 – 完全に統合された刺激的な Mac 用音楽制作アプリケーション
UA のフラッグシップ A/D D/A コンバーター
Apollo インターフェイスはチャートを賑わす数多の曲やグラミー受賞アルバムでも使われ、素晴らしい作品創りに貢献しています。前世代の Apollo で高い評価を得たオーディオコンバージョンをさらに進化させるため、UA のエンジニアたちは最新の A/D D/A コンバーターを慎重に吟味しました。その結果、ついにエリートクラスの 24 bit / 192 kHz コンバーターと新たに設計したアナログ回路とを組み合わせ、驚くほど純度の高いシグナルパスを実現したのです。
加えて、Apollo X では、サンプルレート 44.1 / 88.2 / 176.4 k 用と 48 / 96 / 192 k 用のふたつのクリスタルを備える新しい「デュアル・クリスタル・クロッキング」が採用され、10ピコ秒未満の驚異的な低ジッターも実現しています – これにより、ピュアでアーティファクト・フリーなレコーディングと信頼できる音像生成がもたらされます。
133 dB のダイナミックレンジと -129 dB のTHD+Nといった Apollo x16 のオープンでナチュラルなサウンドクォリティーは、世に存在するどんなハイエンドコンバーターと比較しても引けを取ることはないでしょう。このことはもちろん、UAD プロセッシングの面においても計り知れない恩恵となります。
リアルタイム UAD HEXA コアプロセッシング
Apollo x16 は、HEXAコアプロセッシングを特長としています – 6基のDSPチップによって、Neve、Manley、API といったチャンネルストリップを使ったリアルタイムレコーディングや多くのUADプラグインをDAW上に立ち上げてミックスをしたとしても、前世代の Apollo と比べ、50%以上の処理能力を発揮します。
ギターを Pultec EQ に通してチューブならではのあたたかさを加える、ボーカルへ LA-2A ならではの音楽的なリミッティングを施す、さらには「純正の」1176 や Fairchild 670 チューブコンプレッサーをドラムに使用するなど、豊潤かつ立体的なアナログサウンドによって、作品は大いなる飛躍を遂げることでしょう。
参考:UADプラグインインスタンスチャート(英文ページとなります)
クラシックアナログプロセッシング
広く知られる Apollo の特長のひとつが、リアルタイム UAD プロセッシングです。これによって定評あるUADプラグインの豊富なライブラリーにニアゼロレーテンシーでアクセスできるようになります。
Apollo x16 には Realtime Analog Classics Plus が付属していますので、Teletronix LA-2A、1176LN、Fairchild コンプレッサー、Pultec EQ といった素晴らしいギアを使ったレコーディングとミキシングがすぐに行えます。
UAD パワードプラグインの世界へアクセス
Apollo x16 はDAWのバッファーサイズに関わらず、そしてコンピューターのCPUへの負担を気にすることなく、ニアゼロレイテンシーで付属の Realtime Analog Classics Plus の他、ビンテージEQ、コンプレッサー、リバーブ、テープマシンなど、数々の受賞歴を誇る UAD パワードプラグインのライブラリーすべて*にアクセスできます。
これはまさに、SSL、Neve、Studer、Manley、Helios、API、Ampex、Lexicon、Fender など、アナログギアの銘機群を備えたスタジオを1Uラックサイズで所有する感覚です。また、他のインターフェイスとは異なり、これらのDSPプラグインはミキシング時にもDAW上でお使いいただくことができます。
*標準付属以外の UAD プラグインをお使いいただくには UA オンラインストア にて別途ご購入いただく必要があります。すべての商標権は各メーカーによって所有されています。
LUNA レコーディング・システム : 速く、自然なワークフロー
Apollo X シリーズ・インターフェイスは、主要なDAWとともにお使いいただくことができますが、Universal Audio の Mac 用アプリケーション LUNA との統合によって、革新的なレコーディング・システムにもなります。LUNA に備わる Accelerated Realtime Monitoring™ をはじめ、まさに本物を体感できる LUNA Extensions、LUNA Instruments など、類を見ない機能群がワークフローを強化します。
サラウンドサウンドのモニタリングと、+24 dBu オペレーション
Apollo x16 のフロントパネルには、トークバックマイク、Alt スピーカー切り替え、割り当て可能なファンクションボタンによる Dim / Mono コントロールといった機能が組み込まれています。さらに、包括的な 7.1 サラウンドモニタリングのサポートによって、Apollo x16 は、ビデオゲームやテレビ番組、そしてウェブ用にオーディオや音楽を制作するエンジニアやプロデューサーに多大な利益をもたらします。
また、+24 dBu オペレーションも選択可能で、業務用コンソールやその他のハイエンドなプロオーディオ機器などとのさらなる接続性も備えています。
Thunderbolt でスタジオシステムを拡張
Apollo x16 は、18 x 20 の入出力(内、アナログは 16 x 16 入出力)と、2基の Thunderbolt 3 ポートを備えています。これによって、Thunderbolt を搭載している Apollo Twin や Apollo ラックモデルを最大4台まで、トータルで6台までの UAD-2 デバイスをカスケードし、スタジオやプロジェクトの規模に合わせた入出力数やDSPの拡張が行えます。
Apollo x16(ならびにコンソールアプリケーション)単体では16アナログパラアウトはできません(最大モノラル8系統のアナログパラアウトが可能)。ただし、検証済みDAWを経由してのマルチアウトプットアサインは可能です。
Apollo Heritage Edition
Apollo x16 Heritage Edition は、受賞歴のある Teletronix®、UA 1176、Fairchild® コンプレッサー、Helios® Type69 および UA 610 マイクプリアンプ、そして Pultec®EQ などのフルコレクションを含む、10タイトルのプレミアム UAD プラグインをバンドルしています。
プロフェッショナルに選ばれる Apollo
Apollo は Kendrick Lamar (DAMN.)、Chris Stapleton (From A Room: Volume 1)、Arcade Fire (Everything Now)、Post Malone (Beerbongs & Bentleys)をはじめとする多くの作品に使用され、プロのヒットメーカーたちからも高く評価されています。
また Apollo シリーズは、Sound on Sound、Future Music、Electronic Musician、そして2016年のTECアワード(コンピューターオーディオハードウェア部門)といった、業界の数々の賞を獲得しています。