新たな「秘密兵器」と呼べるリボンマイク
sE Electronics VR1 はリボンマイク技術の新時代の幕開けとも呼べるモデルです。
VR シリーズの登場まで、20Hz-20kHzの帯域をカバーできるリボンマイクは、Rupert Neve 氏との共同開発から生まれた RNR1 のみでした – これは、通常リボンで得ることはできない高域のために最新技術の粋を集めたカスタムトランスと回路を採用することにより到達できた高みです。
sE のCEOである Siwei Zou 氏が設計した優れた機構と、熟練工の手によって製造されるリボンにより、この VR マイクも見事な周波数特性を備えています。
従来のリボンマイクはどうしても高域不足になるため、コンデンサーマイクと併用することも多く、複数のマイクを使用する上での位相問題を回避するためにはノウハウが必要でした。
VR シリーズであれば、トラディショナルなサウンドを様々な環境で気軽にセットアップしてお使いいただけます – 例えばパッシブ型の VR1 はギターキャビネットやブラス、ドラムのオーバーヘッド等、アクティブ型の VR2 はバイオリンや声、アコースティックギターや三味線等にも最適で、オープンかつナチュラルなサウンドをお楽しみいただけます。
オープンでナチュラル、ちょっとした「色気」までをも備える VR マイクは、アコースティック楽器やギターアンプのレコーディング等にオススメです。そのユニークなルックスとともに、Queens of the Stone Age、Billy Gibbons、My Morning Jacket、Pete Thorn、Steve Stevens、John Browne、Neil Cappellino、Linkin Park、Band of Horses、Paramore、Black Sabbath、David Hodges をはじめとする多くのアーティストにとって大きなアドバンテージとなっています。