Studio In A Box
500R8は500シリーズモジュールを8つ搭載可能なマウントラックと高品質な28in/30out USBオーディオインターフェイスとモニターコントローラー及びディスクリートアナログサミングミキサーが一体となったオールインワンソリューションです。
Analogue Character
目的のアナログサウンドに合わせて500モジュールを構成しましょう。
ドラムレコーディングならビンテージスタイルのプリアンプを使ったり、ストリングスのレコーディングならクリーンなプリアンプ、ミキシングの場面ではEQ、コンプレッサー、サチュレーションといった具合に、その場に応じて自由な使い方が可能です。
…Meets Digital Precision
500R8はWindowsコンピューターやMacに直接接続します。プロフェッショナルの現場で求められるリファレンスクラスのAD/DAコンバーターと優れたインターナルクロックによって、作り上げられたアナログソースのあらゆるニュアンスをコンピューターへキャプチャします。つまり、500R8を使うことで余計なデジタル機器によるサウンドの劣化を伴うことなくアナログとデジタルの世界で音楽のやりとりが可能になります。
The Studio Essentials
500R8には夢のアナログ/デジタルハイブリッドスタジオを構築する為の全てが揃っています。全てのコンポーネントは考えうる限りベストなものが入念に選定されたうえで構成されており、直観的に、楽しく使いこなすことができます。
USB Audio Interface
500R8は高品質なUSBオーディオインターフェースとして機能します。コンピューター上のDAWとアナログソースを直接やりとりすることができます。
Monitor Controller
500R8は優秀なモニターコントローラーでもあります。2系統のスピーカー出力を28セグメントのLEDインジケーターによって視覚的にモニターしながらモノサム、ミュート、ディム、トークバック機能を使用することができます。
Zero Latency Artist Mixer
強力なヘッドフォンアンプと各スロットに搭載されたミックスレベル及びパンコントロールによって、ライブソースをノーレイテンシーでハイレベルなモニタリングすることができます。
Discrete Summing Mixer
500R8は高品質な8chのアナログサミングミキサーでもあります。お気に入りの500モジュールを介したサウンドをディスクリートアナログサミングミキサーを通じてステレオトラックとしてDAWに出力します。
World-Class Conversion & Clocking
500シリーズモジュールを現代のデジタルレコーディングで際立たせるには最高クラスのコンバーターが必要です。500R8に搭載されているAD/DAコンバーターはセッションにおける全てのパフォーマンスを余すことなく取り込み、レコーディングやミキシングで最高の結果を生む為の最善の選択となることを保証します。
Dynamic Range:121dB A-weighted, AES17 method, 20Hz – 20kHz
Frequency Response:-1dB, 2.2Hz to >80kHz
THD+N:<0.00032% (-110dB) @ -4dBFS, 20Hz – 40kHz, 1kHz, A-weighted
Clock Jitter:<0.5 Picoseconds
Deep 500 Series Integration
Configurable Front End
500シリーズモジュールを自由に組み合わせて目的に合わせて最適なアナログサウンドを構築します。
Enough I/O For Any Hardware
500R8はアナログ、デジタルハードウェアを統合します。コンバーターを別に用意し500R8にパッチを適用するか、リアパネルに搭載される各スロットへの専用のTRS端子からハードウェアをインサートすることができます。
Source Select
各スロットに搭載されるソース選択スイッチによってアナログ出力、CAST、USB出力へのシグナルのルーティングをコントロールすることができます。
No Modules? No Problem
500R8は必ずしも500シリーズのモジュールが必要というわけではありません。バイパススイッチで使わないスロットはバイパスすることができるので、モジュールをインサートしていなかったり、インサートはしているけどシグナルパスに通さない場合は構築されたモジュールを維持しながらバイパスすることが可能です。
Ready For More?
もし500R8でチャンネルが足りないという場合は、500ADATを追加するといいでしょう。ADATを介して500R8と500ADATを接続すると16チャンネルの500シリーズモジュールを使用できます。
レコーディングやミキシングにおいて500ADATは500R8と同等のパフォーマンスを提供しますが、サードパーティ製のADATエクスパンダーを使用することもできます。
500R8と500ADATの機能比較
500R8 |
500ADAT |
|
---|---|---|
オーディオインターフェース | ○ | × |
社I/OへのADAT拡張 | × | ○ |
USBポート | ○(インターフェースとして) | ○(ファームウェアアップデート用) |
ADAT I/O | ○(ADATインターフェース) | ○(他機器のADAT拡張用) |
MIDI I/O | ○ | × |
SPDIF I/O | ○ | × |
モニターコントロール | ○ | × |
More Recording Channels
500R8と500ADATを組み合わせることで最大16チャンネルのアナログレコーディングが可能です。
More Summing Channels
C.A.S.T.リンクコネクターを使用して16チャンネルのサミングを行なうことができます。
C.A.S.T. Away
500R8のC.A.S.T.システムは余分なケーブルスパゲッティからスタジオを開放します。シールド加工されたCat5、Cat6、Cat7ケーブルによってバランスドアナログソースを必要な場所へ直接引き伸ばすことができます。低メンテナンスで費用対効果の高い優れたプラグアンドプレイソリューションを提供します。
Receive Audio From C.A.S.T.
500R8とN22/N22Hブレイクアウトボックスをシールド加工されたCat5、Cat6、Cat7ケーブルで接続するとマイク/ライン入力を最長100m離れた場所から送信することができます。
Transmit Audio To C.A.S.T.
トークバックを含む500R8のモニターミックスをゼロレイテンシーでリモートモニタリングすることができます。
4Uの19インチラックにマウント可能なスチールフレームによる500R8は持ち運びにも便利でモバイルレコーディングのセットアップに最適です。ラックイヤーのネジ穴も考えられるマウント方式全てに対応するようデザインされています。ラックイヤーを取り外して向きを変えることでキャリーハンドルにすることもできます。
C.A.S.T.機能使用時の注意
C.A.S.T.リンクに使用するLANケーブルは必ずシールド加工されているものをご利用ください。シールド加工されていないものを使うと音質劣化や感電などのリスクの原因となります。
Home Grown
500R8はイギリス国内で設計、製造されています。トラブルレスな信頼できるサービスを提供する為に全てのユニットは徹底的にテストされてから出荷されます。
Built And Designed With Passion
我々は近道や妥協は一切しません。そしてもう充分だ、満足だとも思います。あなたがたアーティストと同じで我々もミュージシャンなのであり、そしてオーディオエンジニアです。
500R8はCranborne Audioが誇りと自信を持ってお届けする製品です。あなたもそう感じてくれることを願っています。