Golden Age ProjectのEQ-81 mk3は、ビンテージNEVE 1081モジュールのEQセクションに基づいて設計されています。オリジナル機同様のクラスAB回路を採用し、ハイ&ローパスフィルターは省略されています。
そのサウンドキャラクターはウォームでパンチ感があり、魔法のように音楽的です。この伝統的なアナログEQのサウンドは、これまでに数え切れないほどのレコーディングで使用され、音源やジャンルを問わず幅広く利用されてきました。Golden Age Projectを主宰するBo Medinの情熱により、この素晴らしいアナログEQを多くの人が利用できるようになりました。
EQ-81 mk3は、BASS、LOW-MID、HIGH-MID、TREBLEの4バンドにわたって、33Hz~15kHzまでの幅広い周波数帯をコントロールすることができる優れたユニットです。
BASSとTREBLEセクションは、EQタイプをシェルビングとピーキングで切り替え可能。LOW-MIDとHIGH-MIDセクションはピーキングEQで、Qを変更可能なHi Qスイッチを備えています。各バンドは+/- 18dBでブースト/カット可能で、OFFポジションもあります。
EQ-81 mk3はバランス(XLR)の入出力を備え、単体のEQユニットとして使用できます(電子バランス入出力)。
適合するインサート端子を備えるGolden Age Project製品(PRE-73など)とのコンビネーションでは、付属のTRSケーブル1本で本機をインサート接続可能となり、ビンテージNEVE同様のトランスバランス入出力の機器として利用できます。UNITE(別売)にPRE-73ユニットとEQ-81mk3をラックマウント(EIA 1U)する事で、NEVE1073/1081ライクなマイクプリ+EQのコンビネーションを、低コストで実現することができます。