改良されたVirtual Voltageテクノロジーによるモデリング・エンジンを搭載するElement 2.0では、より高解像度のオシレータ、エンベロープ、レイテンシーのないフィルターセクションを実現、シーケンサー機能の強化、多数のプリセットも追加されました。 ボタン一つで、素早くV1エンジンへ切り替えることも可能です。
Element 2.0は、 Virtual Voltage™ テクノロジーによる、太くザラリとした手触りを持つアナログ・クラシック・サウンドを備えています。Wavesが培ってきた精密かつ柔軟性を持つモダン・シンセの操作性。Element 2.0はその両方を備える、アナログ・スタイルのポリフォニック・インストゥルメントです。
Element 2.0には様々な機能が搭載されています。シンセサイザーの基本要素に加え、内蔵エフェクト、16ステップのアルペジエイター/シーケンサー、MIDIラーンによるコントロール、膨大な数のプリセット。すべてが整然とレイアウトされ、スクロールやページ変更の必要もありません。 燃えるようなリードサウンド、唸りをあげるベース、神秘的なパッドからエレクトロ・パーカッション、躍動感溢れるシーケンスからエフェクティブなサウンドまで、Elementにすべてお任せください。
Elementの舞台裏~Yoad Nevoからのコメント
ロンドンをベースにAirやGoldfrapp、Pet Shop Boysなどのアーティストを手がけるプロデューサー/エンジニア、Yoad Nevoは長きにわたりWaves製品の開発に関わり、Elementの製作においては大きな役割を担いました。 「僕が手がける作品で、シンセサイザーの占める割合はとても大きい。もちろんアナログ・シンセもかなりの数を使ってきているけど、それでも新しいクールなバーチャル・インストゥルメントにはいつも心が踊る。Wavesが新しいシンセサイザーを一から製作すると決定したとき、必ず備えるべき要素を注意深く確認していった。簡単で使いやすいシンセでなくてはいけない、だからすべての基礎となる減算方式のシンセ・エンジンからスタートした。そしてエンジンを改良し、機能を加え、成熟したシンセサイザーへと育てていったんだ。 Elementはファットで、即戦力になるサウンドを提供してくれる。でも僕がほぼすべてのプリセットを作るときに利用した、非常に優れたエディット機能も搭載している。そして重要なのは、こうした機能が1つのページに収められているということだ。ステップシーケンサー、モジュレーション・マトリクス、エフェクト、全部だ。プリセットから選んでもいいし、一から自分で作ってもいい。Elementのサウンドには、きっとみんなが満足してくれるはずだ」