主な特徴
- 4基のスタジオグレードのマイクを搭載:クアッドマイクロホンアレイ
- SSL EQとダイナミクスアルゴリズムによる最適化されたデジタルシグナルプロセッシング(DSP)
- 4つのマイクを最適にミックスするオートミックスミキサー
- スタジオグレードのマイクプリとAD/DAコンバーター
- 3.5mmヘッドフォン出力
- モニターミックス機能搭載(マイク信号の一部をヘッドホン出力に追加することでヘッドホン使用時のモニタリング環境を快適にする機能です。)
- シーンに合わせた4つのオーディオプロセッシングモード
– ソロ(電話会議、ポッドキャスティングなど個人で使用可能)
– グループ(ラウンドテーブル、マルチディレクションなど)
– ボーカル(ボーカルレコーディング、弾き語り、ナレーションの録音など)
– 音楽(例:バンドレコーディング、セッション)
- 4つのマイク音声とそれらをオートミックスしたステレオ音声の計6ch (1st+4mono)を個別に出力できる [イマーシブ・マルチチャンネルデジタル出力] 機能搭載
- タッチセンサー式コントロールによるヘッドホンレベルの調整とマイクのミュート機能
- マイクを一時的にミュート/アンミュートするための「Cough Switch」と「Push To Talk」機能
- ベース部に1/4インチカメラ用三脚ネジ、マイクスタンド用アダプター付属
- 2mのUSBタイプC-C/USBタイプC(メス)-タイプA(オス)ケーブル同梱
– USBバスパワー駆動
– Windows/MacOSで動作 / iOS*およびAndroid*で動作
*オートミックス機能:複数の音声のレベルを自動で調整し、ステレオ(もしくはデュアルモノ)に変換し出力する機能。SSL CONNEXは各モードに合わせたオートミックス機能が起動します。
*SSL CONNEXは通常のループバック機能(接続している端末の音をインターフェイスのINPUTにループさせる機能)は搭載しておりません。
オーディオプロセッシングモード
SSL Connexは、様々なアプリケーションに対応するように設計されています。
デバイスのセットアップメニューから、4つの最適化されたオーディオプロセッシングモードを選択することができます。
>ボーカルモード (ボーカルレコーディング、弾き語り、ナレーションの録音など)
o 歌っている人の声など、本体前方からの音源を拾うように設計されています。
o このモードでは、4つのマイクカプセルのすべてが使用され、ユニットの前面にフォーカスされたステレオ信号にミックスダウンされます。
oソロモードよりも大きな音量で録音され、CONNEXの側面や背面からの音を低減し、あなたの歌声を確実に捉えます。
o マイクの内部音声処理は、比較的静かな音源に対して最適化されます。
>ミュージックモード (バンドレコーディング、アコースティックライブ 、セッション)
o CONNEXを囲むように配置されたミュージシャンのグループのためにデザインされたモードです。楽器などの大きな音源を拾うために設計されています。
o レコーディングやライブ配信におけるノイズフロアや不要なバックグラウンドサウンドを低減させます
o このモードでは4つのマイクカプセルをすべて使用し、ユニット前方を中心とした
ステレオ信号にミックスダウンされます。
o マイクの内部音声処理は、より大きな音量の音楽ソースに最適化されます。
>ソロモード(一人での動画配信、ウェブ会議、ポッドキャスティングなど)
o 電話会議やポッドキャスティングなど、本体前面から1つの音源を拾いたい場合に使用します。
o このモードでは、フロントマイクカプセルのみが使用されます。
o前方からの音声に最適化し、背面や側面からの不要な音を低減します。
o マイクの内部音声処理は、スピーチ用に最適化されます。
>グループモード(複数でのオンライン会議、ラウンドテーブル、複数のプレゼンターによるライブストリーミングなど)
o ビデオ会議システムで円卓会議を中継する場合など、空間内の複数の音源を拾うために設計されています。
o 4つのマイクカプセルすべてを使用し、モノラル信号にミックスされます。
o マイクの内部音声処理は、スピーチ用に最適化されプレゼンター全員の声がクリアに聞こえ、不要なバックノイズは低減されます。
ソロモードとグループモードは、セットアップがほとんど必要ないシンプルな会議/ポッドキャスティングを想定しています。
ボーカルモードとミュージックモードは、DAWに録音し、後で独自の処理を行いたい上級ユーザー向けです。
イマーシブ・マルチチャンネルデジタル出力機能
4つのモードすべてに、イマーシブ・マルチチャンネルデジタル出力機能を搭載しています。
4つのマイクソースにそれぞれアクセスし、没入感のある空間的なレコーディングや放送を行うことができます。
4つのマイク音声とそれらをオートミックスしたステレオ音声の計6chを個別に出力することができます。