Moof / POWERCELL (パワーセル・インシュレーター)

Moof / POWERCELL (パワーセル・インシュレーター)
Moof / POWERCELL (パワーセル・インシュレーター)

※インシュレーター8基セットのパッケージ

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¥84,700 (税込)

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Powercellとは

パワーセルは、特に低周波数帯におけるキャビネットの特定の周波数共振によって引き起こされる「変位現象」を抑制する最先端のスピーカー・インシュレーターです。低周波振動の吸収するための特殊な混合素材をデカップリング(分離)素材に用いて、効果的にバックグランド・ノイズ(不要な振動)を抑制し、スピーカーのSN比、ダイナミクス、低音の正確性、そして出力全体の透明性を向上させます。吸収する共振周波数が低いほど、スピーカーの動的なS / N比は向上します。

私たち人間は、とてもセンシティヴです。人間の聴覚範囲は20Hz – 20kHz間の周波数でありながら、超高音や超低音のほんの僅かな振動によるハーモニクスの変化を知覚することができます。これは音楽再生システムのシグナル・チェーンに生じる振動のインパクトであっても同様です。

全てのアイソレーション用品の役割とその目的は、スピーカー・キャビネットの共振と、デスクトップの表面、床などからの反射、または部屋の共振伝導から引き起こされる振動を抑制することです。ラウド・スピーカーのパフォーマンスを最適化するためには、それら低音から高音までの広範囲な周波数の振動を吸収できるデカップリング(分離)素材が必要なります。

高周波数帯の振動が引き起こす変位現象は、単純なデカップリング素材であっても 比較的簡単にコントロールすることができます。しかし、振動の低周波数帯となると話は簡単ではありません。低周波数帯の変位現象を回避するためにPowercellは、低周波振動の吸収するための特殊な混合素材をデカップリング素材に用いています。これにより効果的にバックグランド・ノイズを抑制し、SN比、ダイナミクス、低音の正確性、そして出力全体の透明性を向上させます。Powercellは、プロフェッショナル・スタジオのモニター環境のみならず、HIFI オーディオ・システムにおいても、かつてない透明なリスニング体験を届けます。


 

セッティング方法

「フレキシブル」&「センシティヴ」をコンセプトとするPowercellは、特に低周波数でのキャビネットの特定の周波数共振によって引き起こされる「変位現象」を抑制します。吸収する共振周波数が低いほど、動的なS / N比が高くなります。スピーカーごとに構造設計は異なり共鳴位置は異なるため、スピーカーを鳴らしながらPowercellを置くベストな位置まで前後に動かします。共鳴が収まり「ここ!」となる、個別にベストなポイントはすぐに見つけることができるはずです。またPowercellの高さはわずか2.5cmであり、耳の高さを調整することなく、A / Bテストをより客観的に行うことができます。

セッティング方法

正しい効能を得るためには、スピーカーを鳴らしながらパワーセルを置くベストな位置を探す必要があります。スピーカーごとに構造設計は異なり、共鳴位置も異なるため、適切なセッティングのためには、共鳴が収まる個別にベストなポイントに設置します。(インシュレーターのキャップは原則取り外して設置します)

1. パワーセル・インシュレーターをスピーカーの底に仮置きする。
2. 上下バランスのよい音楽を鳴らす。
3. 音を聞きながらインシュレーターの位置を動かす
4. 上から下まで音が整うポイントを探し見つけたところで離す。
5. それぞれの箇所、それぞれのスピーカーで同じことを繰り替えす。
6. スピーカーの動的SNの向上を確認するところで設置完了

NOTE:大抵は、スピーカー底の端より少し内側のところに、振動のあそびが止まり、上から下まで音が整うポイントを見つけられます。

セッティング参考図

支持点数について

パワーセル一基あたりの対荷重は5、6 kgとしており、大抵のニア・フィールド・スピーカーは、3点支持で十分な働きをします。3WAYのミッド・フィールド・スピーカーでは4点を基本に考えてください。ニア・フィールドでの4点支持やミッド・フィールドの底面センターにもう一点加えた5点支持の選択もありますが、スピーカーの心地よい振動まで抑制してしまうケースもあるため、お好みで判断してください。適切な数と位置を考慮した設置を行うことでより大きなスピーカーを支えることも可能です。

主な導入/設置例

Powercell一基あたりの耐過重量は 5 – 8 kgになり、適切な数、位置で支えることで、スモール・モニターからミドル・サイズ・モニターまで良好な結果を得ることができます。

Amphion
全てのモデル (ベース・システムを除く) : 4基/シングル・キャビネット

ATC
SCM20 : 4基/シングル・キャビネット
SCM25 : 5基/シングル・キャビネット(前2基/中1基/後2基)
SCM45 : 6基/シングル・キャビネット(前3基/後3基)

Barefoot
MM27 : 5基/シングル・キャビネット(前2基/中1基/後2基)
Footprint series / MicroMain45 : 4基/シングル・キャビネット

Focal
Trio6 be / Twin6 be / shape 65 : 4基/シングル・キャビネット
Focal sm9 : 5基/シングル・キャビネット (前2基/後3基)

Kii
Three : 5基/シングル・キャビネット(前2基/中1基/後2基)

Neumann
KH80 / KH120 / KH310 : 4基/シングル・キャビネット

PSI
A14 / A17 / A21 : 4基/シングル・キャビネット

Moof Powercell インシュレーターにとても満足している。お気に入りのAmphionモニター・システムのサブからトップまでのエナジー・マネージメントがコントロールされ、より良いリスニング環境が得られるようになった。特にトップ・モニターが高さに即して鳴るようになり、少なくない向上を感じている。- Dan D’Ascenzo, マスタリング・エンジニア (Dan D’Ascenzo Matering / Leftright Audio)

位相のズレが軽減されたからなのか、少し凹みがちだった中域がしっかり前に出てきました。高域の解像度も上がったことで輪郭も見え、全体のバランスが取れて音が立体的になりました。インシュレーターの音にならずスピーカーの持ち味を活かして性能を引き出してくれるところが気に入っています。 – 篠原麻梨, レコーディング・エンジニア (弱虫ペダル, Earthquake Bird, Ghost of Tsushima)

想像以上でした。聴いてすぐにわかる違いもありましたが、何よりあからさまにスピーカー・エンクロージャーの振動が止まっていた。リバーブ・タイムの設定なども正確にグリッドと同じレスポンスがスピーカーから聴けている。インシュレーターは好みの世界のものだと思っていましたけど、これは好みの世界のものではないように思います。 – 古賀健一 レコーディング・エンジニア(Official髭男dism、ASIAN KUNG-FU GENERATION、ichikoro)

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