「DirtMic-01」は、スタジオで音を積極的にオーバードライブさせ、歪ませるという新しいアプローチのマイクロフォンです。既存のマイクである「Superlux D112」にディストーション回路を搭載させて作り上げたローファイともヴィンテージとも異なる、究極のキャラクター・マイクです。
このディストーション回路は48Vファンタム電源で動作するように設計されたトランスバランス型になり、マイクをミキサーやオーディオ・インターフェースのXLRマイク入力に直接接続することで動作します。「DirtMic-01」は、電池や、追加のペダル、DIボックス、ギターアンプなどを必要としないシンプルなソリューションです。ゲインの量は、マイク本体の「プリゲイン・ボリューム・ポット」でコントロールします。ゲインを上げれば、あらゆる音源にユニークでダーティなフレーバーを加味することができ、ゲインを下げるとより繊細なトーンを得ることもできます。
「DirtMic-01」は、レコーディング・スタジオのツールとして設計されていますが、ライブ・パフォーマンスでの使用に多くの関心が寄せられています。ライブ・システムの仕様上、ハウリングが起きないことを保証するものではありませんが、理解のあるライブ・サウンド・エンジニアとよく打ち合わせてステージ上の音量を低く保つことができれば、実践的に扱える可能性はあります。尚、このマイクをアンプに接続してハーモニカ・マイクのように使用する際には、別途ファンタム電源が必要になります。