Filterscape バージョン1.5では、洗練された新しいデザイン、急激なモジュレーションに対応できるアナログ・フィルターをベースにしたマルチバンドEQが採用されました。Filterscape VAには6つのオシレーター・ウェーブテーブルが追加されました。
- Filterscape FX【フィルター】:
4つのモーフィングEQバンドと2つのブレンド可能なマルチモード・フィルター - Filterscape Q6【ダイナミックEQ】:
4つのエンベロープ・フォロワーで駆動する6つのモーフィングEQバンド - Filterscape VA【シンセサイザー】:
複雑な波形、ポリフォニック・モーフィングEQ、アナログ・フィルター・モデル
3つのプラグインの核となるのは、8つの異なる「スナップショット」の間をシームレスに移行できる特徴的なEQです。各EQバンドの周波数と振幅は、スナップショットごとに異なるソースからでもダイナミックなモジュレーションが可能!Filterscapeは、洗練された将来性のある新しいデザインで、より視覚的に魅力的になり、より快適に使えるようになりました。
Filterscape FX
- ローパス、バンドパス、ハイパス、ノッチをミックス可能な2つのマルチモード・フィルター
- v.1.5の新機能:9種類のアナログ・フィルター・オプションを追加(2極、3極、4極)
- 5つのモードを備えた4バンド・パラメトリックEQ:LS-Peak-Peak-HS / 4 Peaks / LP-BP-BP-HP / 4 Bandpasses / Panned Bandpasses
- ユーザー定義のEQ設定のための8つのモーフィング可能なスナップショット
- 各EQバンドのモジュレーション・オプション
- 2つのシグナルミキサー(役割は選択されたルーティング構成による)
- 各チャンネル独立のステレオディレイ
- 2つのホスト同期シーケンサー、最大16ステップ、ブレンド(グライド)コントロール
- 2つのホスト同期LFOと8つの波形
- 4つのエンベロープ・フォロワー
- ディレイ、フィルター、EQ信号経路の5つのルーティング・オプション
- ファクトリーライブラリーの刷新:カテゴリー分けの改善、ボリュームバランス、豊富なバリエーション
Filterscape Q6
ダイナミック6バンドイコライザー
Filterscape Q6には、Filterscape FXと同じモーフィングEQが搭載されていますが、ローとハイのシェルビング・フィルターが追加されています。4つのエンベロープ・フォロワーはトラック内の異なる周波数に反応し、あらゆるものをモジュレートできます。スナップショット・インデックスという1つのパラメーターだけで、EQ設定をシームレスにオートメーションできます。Q6は、シンプルかつ洗練されたインターフェースで、エンジニアの夢を実現します。
- 6バンドイコライザー: FilterscapeのEQのような4バンドと、ハイとローのシェルビング・フィルター
- ユーザー定義のEQ設定のための8つのモーフィング可能なスナップショット
- 4つの周波数依存エンベロープ・フォロワー(シグナル・スレッショルドとトリガーのフィルタリングを調整可能
Filterscape Q6プリセットブラウザー
Filterscape VA
- ウェーブテーブルを含む15種類の波形オプションを持つ2つのスペクトルオシレーター
- Filterscape FXと同等で、ポリフォニックなEQ
- リングモジュレーション、ハードシンク
- 3つの波形を持つサブ・オシレーター
- ノイズ・ジェネレーター
- 3つのLFO:1グローバル、2ボイス毎
- 3つのエンベロープ・ジェネレーター(フォール/ライズ、4つのシェイプ・モード)
- 複合されたアルペジエーター/シーケンサー
- マルチモード・フィルター:ローパス、バンドパス、ハイパス
- ポリフォニック、デュオフォニック、モノフォニック(リトリガー、レガート)
- 2種類のエフェクト:ディレイ、コーラス
- ファクトリーライブラリーの刷新:新しい波形とフィルターを使用した200以上の新しいVAプリセット
マルチバンド・モーフィングEQ
Filterscape VAのユニークな機能は、ポリフォニック・モーフィングEQです。コムフィルター、母音のようなフォルマント、バーバーポール・フェーザーなど、サウンドを活気づけるのに使えます。EQバンドはグローバルだけでなく、スナップショット・レベルで個別にモジュレーションできます。