Spitfire Audio社が15年の歳月を経て蓄積してきた知見をつぎ込み、次世代のレガート技術「Impluse Legato」を採用したストリングス音源です。
ロンドンのトッププレイヤーを招集した中型の編成(8,6,6,6,4)で、『SPITFIRE CHAMBER STRINGS』や『SPITFIRE SYMPHONIC STRINGS』などと同じ AIR Studios の Lyndhurst Hall で収録されています。
本製品のメインともいえるレガートパッチでは、ベロシティに応じてスラー・レガート、ボウ・レガート、ポルタメント(1st/2nd Violin、Celloのみ※)を発音し、鍵盤を通してインスピレーションをそのまま表現。複数の長さが用意された「ヘアピン」アーティキュレーションでは、ダイナミクスの操作によって様々な表情を見せ、短くもニュアンスを含んだノートを奏でます。
※1st/2nd Violin – E4以上、Cello – A2以上で、5度以上オクターブ以内のノート移行かつ最大のダイナミクス・レイヤー(ダイナミクス 100% 付近)にのみ適用。ベロシティ 120-127 でトリガー。
軽快な操作性で流れるようなフレーズを
本製品がレガートにスポットを当てた理由の一つとして、世界最高峰のサウンドを手軽に扱えることが挙げられます。
それは途方もない数のアーティキュレーション、複雑なキースイッチプログラミングからコンポーザーを解き放ち、プレイヤーに昇華させます。モジュレーション・ホイールを操作しながらメロディを奏でるだけで、思うままのサウンドを出力します。
その裏では5段階のダイナミクス・レイヤー(pp,mp,mf,f,ff)と4種のラウンドロビン、3段階のレガート・ダイナミクス・レイヤーが精密機械のように作用し、表現力を最高に高めています。
マイクシグナルは「クローズ」「デッカツリー」「アンビエンス」「アウトリガー」「クローズ・リボン」「ステレオ・ルーム」「ステレオ・ミッド」からなる7種類と、これらを元にした4種類のミックス済みのシグナルが用意され、プロクオリティのサウンドを保証します。