『TROPAR REMASTERED』は、6人のバスと同じく6人のテノールによる、伝統的な正教会の合唱を収録したライブラリです。
バーチャルクワイア音源に欠けていることの多い、優しく暖かみがありつつも、パワフルな男性合唱団を楽曲に取り入れることができます。
本リマスター版では、Kontakt用にエンコードされ、全く新しいポリフォニック・トゥルー・レガートを備えています。
「Tropar」とは、ギリシャ語の「Troparion」に由来する言葉で、正教会の礼拝で歌われる宗教的な賛美歌を指します。チャイコフスキー、ラフマニノフ、ストルムスキー、アルハンゲルスキー、その他多くの作曲家たちによって書かれた賛美歌からインスピレーションを得て、『TROPAR REMASTERED』の開発が始まりました。
本物の正教会で12人の男性(バスとテノールが各6人)の合唱を収録。バスとテノールに分かれて録音しました。
また、暖かくアナログなサウンドを得るために全てのサンプルをAvalon AD2044Fに通しており、クロマチックにサンプリングされています。
本製品は「Ooh」の母音によって歌われ、フォルテのダイナミクスでは「Aah」に切り替わります。また以下の4つのマイクポジションを収録。
- close:ボーカルに非常に近い6本のマイク列のミックスダウン
- decca:指揮者の上にあるDecca tree LCR
- side:ホールの角にある2本のマイクLR
- back:ボーカルの後ろにある2本のマイク、壁に向かっているため反射するプリディレイサウンド
コンボリューション・リバーブはブルガリアの様々な空間(古代の修道院、大聖堂、部屋、博物館など)で収録したものが用意されています。
リマスター版では、Afflatusシリーズに基づいた新しいUIと、ポリフォニック・トゥルー・レガートが追加されました。また、Native InstrumentのKontakt Player用にエンコードされ、NKSとの互換性があります。
- Tropar Basses
- Tropar Tenors
- Tropar Mixed
- Basses: G0 – F2
- Tenors: B1-G3
- Mixed: G0-G3