生楽器の収録に最適な超小型コンデンサーマイクロホン。
Samar Audio Design MG32は、全長85mmとコンパクトな単一指向性コンデンサーマイクです。MG32とMG33は同じカプセルを使用しており、MG32はエンドアドレス、MG33はサイドアドレス・タイプです。
マーク・フークスマン博士の長年の研究に基づくプロフェッショナルな設計によって、手のひらに収まるような小さなサイズと、最高品位のレコーディングに求められる音質の両方を達成しています。
プロフェッショナルなピアニストでもあるフークスマン博士は、生楽器の収音に人一倍強い情熱を持っています。このMG32ではアコースティック楽器の収録に最適な、滑らかなバランス感、優れた低域と高域の伸びを特徴としています。
MG32/33は要求の厳しいプロのエンジニア、スタジオ、アーティストが、表現力の高いレコーディングを行うための理想的なソリューションです。極めて小型であり、収音軸が2タイプ用意されているため、オーケストラ収音などのスポットマイク、ビデオ収録のための目立たないマイキングなどにも最適です。
マイクロホンは米国ソルトレイクシティにあるSamar Audio Designの工房にて、1台ずつ丁寧にハンドメイド生産されています。
MG32マイクロホンはトランスレス構造を持ち、極めて低いノイズ特性を実現しています。
他のSAMAR AUDIOのマイクロホンと同様、ボディ形状とその音響特性には並々ならぬ注意が払われました。
マイクカプセルには上位機種であるMG20と同じカプセルが使用され、フークスマン博士の独自の研究によって最適化された音響レンズが、軸外を含むあらゆる音波の干渉を排除します。
またプロフェッショナルなマイクロホンとしての耐久性、長年の使用における信頼性を高めるために、信号経路にはSMD Vishay-Dale 抵抗や、スルーホールのWimaコンデンサなど、最高品質の電子部品だけを使用しています。
生楽器の収録に最適なサウンド
プロフェッショナルなピアニストとしても幅広く活躍するマーク・フークスマン博士が最も重要視するのは、ナチュラルで繊細なマイクロホンの音質です。
生楽器の豊かな倍音や、繊細な表現力を作品の中に余すことなく収めるためには、マイクロホンの性能がとても重要になります。一切の色付けを行うことなく、楽器のアタックやディケイを完全にキャプチャーするためのチューニングは、フークスマン博士の『芸術的な耳』によって行われています。
スタジオレコーディングからオーケストラやジャズの収音まで、幅広くご利用いただけるコンパクト・マイクロホンです。
直径18.8mm、全長85.6mmという超小型マイクロホンでありながら、生楽器のナチュラルな収音に最適化されているため、スタジオレコーディング以外にも様々な用途が想定されています。
バランスの取れたニュートラルな特性、優れた低域レスポンス、高域に荒々しさのない音質は、ポップス、ジャズ、クラシックなどジャンルを問わず利用できます。特にピアノ、弦楽器、金管楽器、アコースティックギター、ドラムオーバーヘッド、パーカッション、ルームマイク、オーケストラ、合唱などに最適なマイクロホンです。
また、放送やビデオ収録、オーケストラ収音などで、コンパクトで目立たないマイキングが求められるシチュエーションにおいて、MG32/33は最もナチュラルな音質を持つマイクロホンとして役に立つでしょう。
サイドアドレスとエンドアドレスのバリエーションがあることで、マイキングの自由度が高くなるため、さらに便利にご活用いただけます。
マーク・フークスマン博士の徹底した品質、細部へのこだわり
SAMAR AUDIOでは、マイクのほぼすべてのパーツを自社の工房でハンドメイド製造しています。徹底した品質、細部へのこだわり、性能のすべてがハイクラスでありながら、高いコストパフォーマンスを実現しています。
また、カプセルの設計から製造までを自社の工房で行うことで、徹底したクオリティの追求が達成されています。