Hammer Forged Mono GAMAは、Shadow Hills Austin Research Facilityのエンジニアによって開発された、革新的な技術を搭載した新しいMono Gama(Golden Age Microphone Amp)です。
このモデルにはShadow Hills独自の「Stack テクノロジー」と「トランスフォーマー・スイッチング・マトリクス」が組み込まれており、マイクロフォンやアンバランスシグナルを最高水準で増幅し優れた音質を実現します。
どんな過酷な環境でも高度な技術で信号を適切に処理し、最適な状態で出力することが可能です。
マイクロフォンレベルのコントロール
Mono GAMAの心臓部にはShadow Hillsのディスクリートオペアンプが搭載されています。このアンプは妥協のない設計により、広い周波数レンジにわたって 高い解像度とサウンドの深みを提供します。特にクリアなサウンドと優れた過渡特性が特長であり、どんな録音環境でも最大限のパフォーマンスを発揮します。
ゲインコントロール
回転式アッテネーターを搭載し、マイクやラインから入力される信号の増幅レベルを回転式のノブで簡単に調整可能。
時計回りに回すとゲインが増加し、反時計回りに回すとゲインが減少します。
チャンネルコントロール
Mono GAMAにはファンタム電源、ポラリティ(極性反転)、及びアッテネート機能が搭載されています。
ファンタムスイッチ:コンデンサーマイクに必要な48Vファンタム電源を供給します。
ポラリティ(極性反転)スイッチ:マイクやライン信号の極性を反転し、録音やミックスの際の位相調整に役立ちます。
アッテネートスイッチ:バランスドアッテネーター により入力信号の音量を調整可能です。
– マイク入力:-18dB のアッテネーション
– ライン入力:-8dB のアッテネーション
すべての入力信号はトランスフォーマーカップリング を経由しShadow Hills独自のトランスフォーマー・スイッチング・マトリクスを通じて出力されます。
出力トランスフォーマー・スイッチング・テクノロジー
独自のトランスフォーマー・スイッチング・マトリクスを搭載しており、スイッチの切り替えで 出力トランスの特性を変更することができます。これにより、周波数特性や歪みの特性を自由にカスタマイズでき、用途に応じたサウンドメイキングが可能です。
4つのトランスフォーマー設定
– Nickel Transformer(ニッケルトランス)
低歪み・フラットな低域特性を実現
上限帯域:10kHz で 1dB のバンド幅
– Discrete(ディスクリート)
トランスレスのポジション
極めて クリアで色付けのない音 を実現
超高速のトランジェントレスポンス
– Steel Transformer(スチールトランス)
最も色付けのあるサウンド
40Hz で +1dB のブースト を持つタイトなカーブ
プログラムマテリアルによって音質の変化が大きい
– Stack(スタック)
ニッケルトランスとスチールトランスの融合
より強いサチュレーションとハーモニクスを生み出し個性的なサウンドを提供します
耐久性と実戦的な設計(Operative Deployment)
Shadow HillsのエンジニアはMono GAMAの設計において、あらゆる環境で最高のパフォーマンスを発揮できるように徹底的な耐久性テストを実施しました。その結果、優れた耐久性を持ち、過酷な使用環境にも耐えうる設計になっています。
Shadow Hills Hammer Forged Mono GAMAはレコーディングやミキシングにおいて最高峰のサウンドクオリティと柔軟性を提供するプロフェッショナル向けプリアンプです。4種類のトランスフォーマー設定と高品位なディスクリートオペアンプにより、どんな環境でも最適なサウンドを作り出すことが可能です。