優れたミックスをDAWで得るための最良の方法は、多くのチャンネルまたはすべてのチャンネルに対して、わかりやすく一貫し、そして効果的なアプローチをとることです。
チャンネルストリップ・プラグインを使用すれば、アナログ・コンソールのワークフローを素早く快適にエミュレート可能。
しかし、実物と同じぐらい良い音が得られているでしょうか。つまりは、ちょっとした特徴が時には大いにものを言うのです。

Pultecスタイルの真空管駆動式パッシブ・イコライザーPE 1CMK IIとME 1B、世界的に有名なCL 1B光学式コンプレッサー。
これら3つの独立したユニットから成るTube-Tech Classic Channel MK IIは、通常のストリップとは異なります。
真空管段であらゆる音源を心地よく温めて飽和させ、ゆっくりとした滑らかなコンプレッションで穏やかにレベルを揃えます。
MK IIバージョンでは、CL 1Bの全面改良やSoftubeの最新のシグナル・プロセッシング技術を駆使したEQの更新といった、音に関するすべての改善点がその構成パーツに反映されています。
さらに、美しい高解像度グラフィックスと追加機能もこのバージョンでは備えています。

M/S処理が加わり、ステレオイメージのコントロールという本格的な用途にも対応できるようになりました。
例えば、オーバーヘッド・マイクからキックとスネアを別々に圧縮、イコライジングしよりワイドまたはコンパクトなドラム・ミックスを制作することができます。
あるいはマスタリングで、信号の「Mid」部分のディテクター回路をローカットし、必要なものにフォーカスすることで、穏やかにボーカルと残りのトラックとのバランスをとることができます。
イコライザーを使えば、トラック、バスまたはミックス全体のサウンドを素早く形作ることが可能。ほとんどの設定で、高域は滑らかで穏やかに、中域は軽やかで明確に、低域は豊かに太く響かせられます。
0.1 dB単位での精密な微調整のことは忘れて、Classic Channel MK IIはとにかく可能な限り良いサウンドを得るためのプラグイン。そして、良いサウンドを簡単に作り出すことができます。これはノブを回してみれば分かるはずです。
Tube-Tech Complete Collectionには、最新バージョンのClassic Channel MK II、PE 1C MK II、ME 1B MK II、CL 1B MK II全てに加えて、オリジナル・プラグイン全種(Classic Channel、PE 1CおよびME 1Bイコライザー、CL 1Bコンプレッサー)が含まれています。
