クラシックなサウンドを現代的に再構築
Lindell Audio 7X-500は、同社の1チャンネルFETコンプレッサー/リミッターを忠実に再現したプラグインです。FET(電界効果トランジスタ)によるフィードバック設計を採用し、伝説的な“1176®サウンド”をLindell流に再解釈しています。
パッド系サウンドに控えめな設定で自然な締まりを加えるもよし、比率を100:1まで上げてドラムバスにかければ、ロックの名盤のようなアグレッシブなパンプ感を実現できます。
トランジェントを制圧する俊敏なレスポンスとエッジの効いた歪み
ラップやメタルのボーカルなど、音の立ち上がりが激しい素材に対しては多くのコンプレッサーが苦戦しますが、7X-500は違います。
ファストアタック/ファストリリースに設定すれば、入力信号に対して極めて素早く反応し、しっかりとトランジェントを制御。さらに強めにドライブさせれば、エッジの効いたディストーションがミックスに加わり、歪ませたエレキギターとも抜群にマッチします。
忠実な再現に加えた、プラグインならではの機能
7X-500は、ハードウェア同様の多彩なサウンドを再現するだけでなく、プラグイン専用の拡張機能も搭載。
ハイパスサイドチェインフィルターやMixコントロールを使えば、センドエフェクトなしにパラレルコンプレッションも簡単に行えます。
そのほか、ステレオ対応、連続可変のアタック/リリースタイム、さらにノイズ、電源ハム、トランスサチュレーションを加える「Analog」スイッチなど、柔軟な処理が可能です。