すべてのミックスを完成形へ
Brainworxによって開発された SPL Vitalizer Mk3-T は、SPLの名高いアナログ・プログラム・イコライザーを忠実に再現した決定版プラグインです。
ミックスやマスタリング・エンジニアに向けた強力な音響強化ツールであり、音の明瞭さ、音量、そして低域の基盤を、耳に刺さるような不自然さを加えることなく改善する独自のアプローチを提供します。
Vitalizer Mk3-Tは単なるEQではありません。ミックスを仕上げるためのツールであり、特許取得済みの周波数シェイピングと低域処理を組み合わせた高度かつクリアなサイコアコースティック処理に直感的にアクセスできます。「良いミックス」と「素晴らしいミックス」を分ける最後の5%を提供する存在として常に信頼されてきたこのプラグインは、あなたのミックスを抜けの良い、より豊かで洗練されたサウンドに仕上げる強力な武器になります。さらに、フルミックスやマスタリング用途にとどまらず、ボーカルの質感を磨いたりドラム・バスのローエンドを引き締めたりする場面でもVitalizer Mk3-Tは明瞭さ、パンチ、そしてサウンドを“仕上げる”ための伝説的な定番ツールとして活躍します。
最先端のアナログ・モデリング
ミックスをより鮮やかでディテール豊かに仕上げる、まるで魔法のような効果で知られる、この最新バージョンのプラグインは、愛され続けたゴールドフェイスのMk2-Tから大きく進化しました。
新たに改良された SPL Studio Series Edition ハードウェアを基に、Brainworxによる完全新規の高精度モデリングを採用。更新されたブラックデザインの筐体は、内部動作電圧を従来より高い±18Vへと再設計され、より広いヘッドルーム、改善されたダイナミック特性、そして一層の音質向上を実現しています。
単なるハードウェア・エミュレーションを超えて
Vitalizer Mk3-Tは、コアとなるハードウェア・エミュレーションを基盤にプラグインならではの強力な新機能を搭載しています。更新されたチューブ・モデリング、オート・バイパス、全く新しいステレオ・エキスパンダー、LC-EQ、そしてミッド/サイド・モードが追加されました。
中でも注目すべき新機能が Split Bassモード です。
これにより、クラシックなVitalizerの“魔法”とも言える「ソフト」と「タイト」な低域特性を同時に処理することが可能になります。これらのコントロールによって、繊細なミックス・バランスを崩したり従来のプロセッサーでありがちな副作用を生じさせることなく、複雑で難しい素材においてもローエンドを完璧にフォーカスし細かくチューニングすることができます。
リサイズ対応と洗練されたワークフロー
新たに追加された機能は、モダンで洗練された完全スケーラブルなインターフェイスにシームレスに統合されています。Brainworx Top Toolbar はワークフローを最適化し、下部コントロールパネルの表示/非表示を切り替えるボタンや、Mk3-Tと付属のレガシーMk2-Tモデルを簡単に切り替える機能を備えています。
Vitalizer Mk3-Tには「ゴールド」モードが搭載されており、より豊かなカラー、従来からの操作性、そして互換性を確保しています。
エンジニアに信頼され、耳に愛されるサウンド
オリジナルの SPL Vitalizer が伝説とされるのには理由があります。独自のプロセッシングによって重なり合う周波数をデマスキングし、大きな音と小さな音のタイミングを動的にシフトさせることで、知覚されるディテールや奥行きを強化します。
その結果、ボーカルはより明瞭に、楽器同士はよりクリアに分離しローエンドは過度にブーミーになることなくパンチと厚みを獲得します。
エンジニアに愛される理由
- 重なり合う周波数をアンマスキングして、ディテールと奥行きを瞬時に付加
- ソフト/タイト低域処理を独立して行うことで、ローエンドを引き締めつつ深みを強化
- ハイと倍音を、耳に刺さらない自然な形で強化
- ピークレベルを上げることなく、知覚されるラウドネスと明瞭さを向上
- シンプルな操作でトラックを「完成形」のサウンドへ