12kHzと22kHz の追加周波数からなる、クリアで自然なサウンド
E12G (12-BAND GRAPHIC EQUALISER)は、500シリーズ・モジュール・フォーマットの高品質なグラフィック・イコライザーを求めるニーズに合わせて設計されました。トラッキング時のサウンド・シェイピングや周波数補正が容易に行えるため、スタジオでは欠かせないツールとなっています。
各周波数バンドでは、他のグラフィック・イコライザーにありがちなICチップは使っていません。ICの代わりに、各バンドにクラスAプリアンプを使用することで、音楽が「加工された」サウンドにならないよう設計されており、マイクとハイエンドのマイク・プリアンプによって捉えられた倍音の豊かさを細部まで引き出すことができるように設計されました。
また、高周波の隙間を埋めるために、多くのグラフィックイコライザーに見られる一般的な10バンドではなく、12kHz(一部のEQに見られる8kHz〜16kHz間のギャップを埋める)と22kHzの周波数が追加されており、その結果、クリアで自然なサウンドが得られます。
Bill Whitlock 氏(Jensen Transformers®の元社長)によって開発された、Ingenius®と呼ばれるE12Gの入力ステージは、ハイエンドの入力トランスに見られる明瞭さとパフォーマンスを提供しており、スタジオクラス同等の高品位な製品となっています。

