躍動する空気感をミックスで再現
ボブ・クリアマウンテンのパーソナライズされたFXシグナルチェーンを、シンプルで強力なプラグインで再作成
何十年もの間、エンジニア、プロデューサー、ミュージシャンはボブ・クリアマウンテンのミックスに驚かされ続けてきました。 デヴィッド・ボウイ、シック、ロキシー・ミュージック、ザ・ローリング・ストーンズ、ブルース・スプリングスティーン、ブライアン・アダムス、INXSなどの時代を象徴するアーティストのレコーディングにおいてボブの手がけた作品は、ミキシングエンジニアの役割をレコーディングに不可欠なクリエイティブの役割にまで高めた代表例と言えます。 ボブが音像と雰囲気を構築する能力によって、声と楽器は親密な空間を共有しつつシームレスに融合し、結果として新しい次元のミキシングを実現しました。歌の真のキャラクターを明らかにし、感情の起伏にスポットライトを当てることで、曲そのものの中心へとたどり着くことができるのです。
これは多くの経験、実績、ヒットレコードのキャリアに磨きをかけたクラフトマンシップとも言えるものですが、共有できる秘密があるのも事実です。Clearmountain’s Domainはシンプルで合理化されたプラグインで、ボブの最も洗練された重要なテクニックを使えるようにしました。
Apogee Clearmountain’s Domainプラグインは、ボブのパーソナライズされたFXシグナルチェーンを再現し、まとまりのある空間、広大な次元、ミックスが躍動する豊かな空気感を作り出します。 クラシックプリセットは、ボブ・クリアマウンテンの手がけたミックスの音響環境を再現するのに役立ちます。 詳細ビューを表示すれば、ボブの数十年にわたる専門知識が明らかとなり、あなた自身のミックスドメインの作成にも役立つことでしょう。
お持ちのDAWで、ボブ・クリアマウンテンのハードウェアFXワークフローを使用する
数十年の長きに渡る数々のヒット曲のミキシングを通じて、ボブ・クリアマウンテンは、彼の言うところの「躍動する空気感」を作リ出すための複雑でパーソナライズされたハードウェアFXシグナルチェーンを編み出しました。各成分は個別の空間を持ちつつも、全体としてまとまりのあるサウンドとなる、想像上の音空間です。
このFXシグナルチェーンには、エコーチェンバー、ベンチマーク、ハーモナイザー、ディエッサー、EQ、大型ミキシングコンソール、そして大量のパッチコードなど、スタジオ全体のハードウェア機器が含まれます。
DAWの個々のプラグインを用いてハードウェアのこの複雑な相互接続を再現することは、ほとんど不可能です。Clearmountain’ Domainを使用すると、クリックするだけで、ボブ・クリアマウンテンの生み出す空気感を簡単に再現できます。
Clearmountain Classicプリセットにより、時代を象徴するボブ・クリアマウンテン独自のサウンドに簡単にアクセス可能
Clearmountain Classicプリセットのおかげで、簡単にボブの空気感を再現できるようになりました。お気に入りのプリセットを読み込むだけです。
ボブは、これまでに手がけたヒット曲の広範なカタログから、特定の楽器とその処理に基づいて、各プリセットを慎重に作成しました。例えば、デヴィッド・ ボウイの”Let’s Dance”のスネアサウンドが必要なら、Let’s Dance Snare Delayプリセットをロードするだけです!
Reverb Spacesのカスタム・インパルスレスポンス
キャリアの初期において、ボブはユニークなリバーブのために物理的な部屋とチェンバーを使用する傾向がありました。例えば、ロサンゼルスにあるMixThisスタジオでは、カスタム設計されたエコーチェンバーを使用していました。
畳み込みリバーブ技術の恩恵により、お気に入りの部屋の特性をデジタルインパルス応答ファイルとして「キャプチャ」できるようになりました。場所を気にせず、好きな空間を使用できます。
Clearmountain’s Domainを使用すると、無数のヒットミックスで使用されたこれらの空間へのアクセスが可能となります。
製品ツアー
ホーム – Clearmountain’s Domainは「ホーム」ページから簡単に始められます – 入力レベルを調整し、ミックスに最適なドメインが見つかるまでプリセットをスクロールします。
サイドバーの信号フロー – プリセットの設定を変更したい場合は、サイドバーの信号フローで詳細ビューを表示します。ダイアグラム内の任意の場所をクリックして、変更したい部分の設定とコントロールに移動します。
入力 – リバーブとディレイに送信する前にオーディオ信号を「事前調整」しておくことは、プラグインのユニークなキャラクターを生み出すために重要です。このビューでは、ボブ・クリアマウンテンのハードウェアデバイスに備えられていたディエッサーと3バンドEQを使用可能です。
ディレイ– ステレオディレイを設定するための設定がいくつかありますが、。セッションテンポまたはタップテンポに従ってディレイタイムを設定します。両側のリンクスピン(フィードバック)とルーティングの変更を行ない、各サイドに独立したEQを施してカリカリしたローファイサウンドのぼかしを追加します。
ピッチシフト/リバーブ – 最大1オクターブ上下までのディレイピッチシフトとランダムピッチモジュレーションを使用して、微妙で少し変わったサウンドを生成可能です。次に、3つのリバーブのいずれかまたはすべてに、ダイレクト、ディレイ、ピッチドディレイのミックスを送ります。今まさに、ボブ・クリアマウンテンのサウンドの奥深くをエディットしている状態です。
ミキサー – ディレイ、ピッチシフトディレイ、3種類のボブ独自の畳み込みリバーブの計5種類のFXプロセスの理想的なミックスを作成してから、ドライ/ウェット比率を設定します。