Pultec Midrange Equalizerプラグインは、オリジナルハードウェアのあらゆるニュアンスを再現し、重要なミッドレンジ周波数帯を正確かつウォームなサウンドで復刻しました。ビンテージ品や新品のPultec MEQ-5ユニットを慎重に分析し、新品のユニットのサウンドを目指しプラグインは作られました。まさに「1959年に新品のPultec MEQ-5ユニットを手に入れたこと」と同様なのです。
Mac OSのDAW上でプラグインとして動作するだけでなく、ElementシリーズとEnsemble Thunderbolt I/OのApogee Hardware DSPでプラグインを動作させることが可能なDualPath機能も備えています。
Apogee FX Rackのワークフロー
Apogee FX Rackでは、ワークフローに合わせた使い方を選べます。
ネイティブ・モード
Apogee FX Rackを、プラグインMacの対応DAW上でApogeeハードウェアを利用することなく一般的なプラグインのように使用するモードです。
Printモード
FX RackをApogeeハードウェアの入力にダイレクトに適用するモードです。Apogee Controlソフトウェア内でFX Rackプラグインを起動し、お好きなプロセッシングをレコーディングにかけ録り、エフェクトを適用した状態でDAWトラックへと録音することができます。
DualPath™ Monitorモード
レコーディング中のプロセッシングをフレキシブルに保持したまま、ミックスも組み立てる、DualPath Monitorがそのためのシンプルなソリューションをもたらします。DAW上でApogee FX Rack プラグインを開き、Apogeeハードウェア入力とリンクします。すると、同じFX Rackプロセッサーが低レイテンシー・バージョンとして、モニター・パス上にもパラレルで起動します。いずれかのプラグインに対して行うすべての操作が、即座にもう一方にミラーリングして反映され、サウンドの変化を均一に保つのです。マイクプリのゲインなど多くのハードウェア・コントローラがDAWからも操作できるため、二つのウィンドウを都度切り替える必要がなくなります。
DSPを利用可能なApogeeハードウェア
Apogee FX RackのPrint、DualPath Monitoringモードは、Apogee Ensemble Thunderbolt および Element Seriesで利用可能です。