フラッグシップ・サウンドクオリティ、ビンテージ・マイクプリ・エミュレーション、Apogee ハードウェアDSPプレミアム・プラグイン、タッチスクリーン・インターフェイス、全てをデスクトップサイズに。
ハードウェアDSP /ネイティブ対応チャンネルストリップ・プラグイン、マイクプリアンプエ ミュレーション付属。
Symphonyの最高品質のサウンドをデスクトップで
Symphony Desktop for Mac and Windowsは、ラックマウントタイプのApogee Symphony I/O Mk IIと同一の、伝説的サウンドクオリティを備えたオーディオインターフェイスです。インス ピレーションをサポートする10in/14outの豊富な入出力にも関わらず、手軽にデスクに設置し 、バッグに収めることも可能なサイズを実現しました。業界で長きに渡り信頼されるAD/DAコンバーターとマイクプリアンプを搭載するSymphony Desktopは、レコーディング、オーバーダビング、ミキシングを問わず、ミュージシャン、プ ロデューサーと、音楽制作シーンを強力に支えます。
Alloy Mic Preampによるマイクプリアンプ・エミュレーション、Symphony ECS Channel Strip プラグイン、ハードウェアDSPとネイティブでの動作に対応するApogee FXプラグイン(※今後のアップデートにより追加予定。詳しくはメーカーサイトにてご確認くださいませ。)、超低 レイテンシー・レコーディングなどの新機能。これらの優れたパフォーマンスの組み合わせに より、Symphony Desktopがスタジオや外出先、あらゆる場所で創造性を広げ、Apogeeサウン ドクオリティによるアドバンテージを与えてくれるでしょう。
伝統のサウンドクオリティ
好奇心と探究心が選び抜いた、最先端のアナログ/デジタル・コンポーネント
従来のSymphonyシリーズ製品にならい、Symphony Desktopには、専門家の確かな耳が最新の注意を払い選び抜いた最先端のアナログ兼デジタルコンポーネントが使われています。最高品質のオーディオインターフェイスを設計する、というApogeeコアミッションを最大限に追求した製品です。コスト削減のため従来設計に依存する製品もある中で、Apogeeは革新的なコンポーネントと回路の最適化を目指し、一貫した製品パフォーマンスの向上を図っています。
▼A/Dコンバージョン – すべてのニュアンスを忠実にキャプチャ
Symphony I/O MkIIと同様に、Symphony Desktopのアナログ-デジタル・コンバーターステージはには、超低歪み、高スルーレート、完全差動のアナログオペアンプに加え、パフォーマンス向上させるデュアルサム構成の最先端A/Dコンバーターが搭載されています。これらすべてが、アナログ入力の持つあらゆるニュアンスを、デジタル領域で忠実に再現するために投入されています。
▼D/Aコンバージョン – ミックスに高解像の”ワイドスクリーン”
Symphony Desktopのデジタル-アナログ・ステージは、ポータブル製品でも妥協のないSymphony DACパフォーマンスを実現するため、安定した超低歪みと高電流出力ドライバーをはじめとする、最新のテクノロジーを採用しています。接続先のデバイスに関わらず、Symphony Desktopはミックスのサウンドスケープに、限りなく透明なワイドスクリーン・ウィンドウを提供します。
▼マイクプリアンプ – その優れたパフォーマンス
Symphony Desktopのマイク入力ステージにおける中核をなすのが、最大75dBのゲインを実現するマイクプリアンプです。ここではApogee独自設計によるAdvanced Stepped Gain Architectureが採用されており、胸に響くようなキックドラムからアコースティックギターの繊細なフィンガーピッキングまで、あらゆるソースで超低ノイズ・低歪みを実現します。Symphony Desktopは可変インピーダンスに対応しており、マイク、インストゥルメントいずれに対しても入力ステージを特定のデバイスに合わせて自動で最適化、沈みこむような低域から鮮やかな高域までを実現します。またマイクプリアンプ・エミュレーションも選択することができ、レコーディングにキャラクターやアティテュード、ざらつきを加えることも可能です。
▼ヘッドフォン出力
Symphony Desktopには、二つの独立した超低インピーダンス仕様のヘッドフォン出力が搭載されています。デュアル・サムESS DACを搭載し、完全に個別のルーティングが可能です。かく出力のレンジは、それぞれ想定されるヘッドフォンにより調整されています。フロント・パネルの出力はおよそあらゆるヘッドフォンをドライブすることができ、対してリア・パネルの出力は、特に高効率タイプのヘッドフォン向けに調整されています。
APOGEE ALLOYマイクプリアンプ・エミュレーション
Apogee Alloy Mic Preampエミュレーションによるプロセッシングが、憧れのアナログプリアンプによる温かみと音色を再現
Apogee Alloy Mic Preamp(AMP)エミュレーションは、アナログ回路とDSP処理*を組み合わせることで、オーディオ・インターフェイスにおける最もリッチかつ本格的なオーディオモデリングを実現します。入力インピーダンス、トランジェント・プロファイル、歪み特性など、モデリングにおいて重要な要素をあらかじめアナログ・ドメインに実装しておき、次にDSPでこれを正確かつ精密に再調整します。このハイブリッド方式による処理は、単純なパーツの足し算をはるかに超える結果を生み出します。
1.19にてECS Channel Strip 対応。今後のアップデートにてFX Racks プラグインにも対応
▼British Solid State – クラスAコンソールサウンド
Marinar”Round can”入力トランスとNeve 1066のクラスAマイクプリアンプのディスクリート・トランジスタ設計にインスパイアされたこのエミュレーションは、ハードウェアの持つ重みをサウンドにもたらし、スムーズなトランジェント特性を実現します。レベルを上げることで、音の幅を広げ、パンチ感を加えることができます。
▼American Tube – 温かみのある50年代のトーン
このエミュレーションは、50年代に製作されたAmpex 601プリアンプを、低ノイズかつ広大なダイナミックレンジ仕様へと慎重にレストア・改良したモデルをベースにしています。生き生きと豊かな倍音感と温かさを備え、使い込まれたハードウェアによる高域の艶と輝き、回路に負荷をかけた際の「柔らかく歪む」サウンドをキャプチャしました。
ハードウェアDSP*とネイティブプラグインFX
DAWでもSymphony DesktopのApogeeプレミアムプラグインを、ハードウェアは不要です
1.19にてECS Channel Strip 対応。今後のアップデートにてFX Racks プラグインにも対応
すべてのApogeeハードウェアおよびソフトウェア製品を設計してきたチームが精魂を込めて作り上げたApogee FXシリーズ。Symphony DesktopのハードウェアDSP*上で、さらにお手持ちのPC・DAWでネイティブでもご利用いただけるプレミアムプラグインです。
サウンドを正確に形作り、輪郭を描くことの可能な現代的ビジュアル・インターフェイスから、細部までこだわって正確にモデリングされたハードウェアメーカー公認のビンテージハードウェアUIまで。Apogeeプラグインはその使いやすさで、日々のレコーディング・ツールキットとしてすぐに活用いただけるはずです。
Symphony ECS Channel Stripプラグイン
ボブ・クリアマウンテンによるチューニング
Symphony Desktopには、Symphony ECS Channel Stripプラグインが付属します。ボブ・クリアマウンテン自身によるチューニングがほどこされたSymphony ECSは、EQ、コンプレッション、サチュレーションのコントロールを搭載。ボーカルやアコースティック楽器のレコーディングに最適なチャンネルFXをブレンドすることができます。
▼Apogee Clearmountain’s Spaces
Apogee Clearmountain’s Spacesはボブ・クリアマウンテンのオリジナルワークフローを再現したシンプルでパワフルなリバーブプラグイン。彼のミックス技術が生きた、独特で豊かな空間を作り出します。
▼Apogee FXバンドル
Apogee FXバンドルには、ModComp、ModEQ 6、EQP-1A、MEQ-5、およびOpto3-Aの5つのFXおよびFX Rackプラグインがすべて含まれています。Apogee FXバンドルは、Apogeeハードウェアなしでお好みのmacOS DAWでネイティブに動作します。またFX Rackを使用したDualPath監視機能を備えており、ElementシリーズのApogee Hardware DSPとEnsemble ThunderboltオーディオインターフェイスDSP、Symphony Desktop DSP(すべて別売)でプラグインを実行できます。
1.20 にて対応予定:Logic Pro XとSymphony Desktop、DualPath Linkがもたらすかつてないレコーディング・ワークフロー、さらに追加される新機能
レコーディングワークフロー
Print, DualPath Linkモードがあらゆる作業に対応
▼Symphony Desktopがワークフローに合わせます
Apogee FXプラグインとSymphony Desktopは、レコーディングにおいて創造性に合わせた最適かつ多彩なエフェクトのワークフローを提供します。レコーディングには、インスピレーションを支えるサウンドクオリティと使いやすさ、そして超低レイテンシーのモニタリングが不可欠です。 Symphony Desktopならワークフローに合わせて選択可能です
▼Printモード
ゼロレイテンシーでモニタリング、レコーディングで掛け録りも可能
▼Monitorモード
レコーディングをゼロレイテンシーでモニタリング、プラグインは後から適用
▼Monitor+DualPath Linkモード
DAWからプラグインを操るようにモニターと入力をコントロールする機能
Logic Pro XとSymphony Desktop、DualPath Linkがもたらすかつてないレコーディング・ワークフロー
Logic Pro Xユーザーの方は、Apogee FX RackとDualPath Monitoringによるかつてないほどに多彩なレコーディング・モニタリングのフローを利用することができます。Logic Pro XのDirectボタンやAudio Device Controlビューといった独自のハードウェアとソフトウェアの統合機能により、Logicのウィンドウからプラグインや入力、モニタリング設定を操作可能。追加のミキサーやコンソールアプリは必要ありません
デバイスからDAWへ、シンプルでシームレスな操作性
Symphony Desktopのタッチスクリーン・コントロール・アプリケーションは、すべての重要なハードウェアとソフトウェアの機能にアクセスできます。
マイクプリのゲインからミキサー、モニター出力のボリューム、プラグインまで、マウスに触れることなく設定可能。また、タッチスクリーン・コントロールは、macOS、iPad OS、Windows 10といったすべてのプラットフォームにおいて、Symphony Desktopの独立性と安定性を高めます。
デスクトップ・コントロール・ソフトウェア
コンピュータからのコントロール・コンソール Desktop Controlは、Symphony Desktopのハードウェアとソフトウェアのすべての機能のための包括的なコンソール・アプリケーションです。プリアンプの選択から入出力のルーティング、ワークフローの設定、モニター・コントロールなど、Desktop Controlは、セッションを設定し、クリエイティブなグルーブを維持するためにフレキシブルで直感的なインターフェイスを提供します。
プロフェッショナルのためのポータブルレコーディングを再定義する
アイコニックな先駆的製品であるDuet、Quartetのように、Symphony Desktopはスタジオにおける創造性とインスピレーションを讃える、エレガントな美しさと直感的なユーザーインターフェイスを備えています。ラックマウントのSymphony I/Oが持つパフォーマンス性能を、効率を追求したコンパクトなフォームファクターに詰め込みました。磨き上げたガラスのタッチスクリーンとツアーの過酷な環境にも十分に耐える頑健なダイカスト・アルミシャーシが、レコーディング・コンパニオンとしてデスク上でも素晴らしい存在感を放ちます。