・ジェフ・タナー氏の設計に忠実にマリンエア社のかつての社員が英国で製造されたバランス接続型のトランスを採用
・10dBステップゲインアテネーターにファイン・トリムが追加+/-5dBの微調整が可能
・各チャンネルにGTQ2と同じDIを搭載
・現在考えている最高のサウンド
・115V仕様
2chプリアンプ GTQ2の発売後、当然のようにジェフ氏が英国に集まったリクエストは8chバージョンのプリアンプを開発してほしいというものでした。ジェフ氏が設計指示し、マリンエア社のスタッフが丹念に作り上げた世界最高レベルのトランスでフルディスクリート・クラスAのプリアンプを8台も搭載したGTP8を発表しました。ジェフ氏はプリアンプの小型化に伴い、その音質までが変化することを懸念し(多くの場合悪い方へ)、事を避け、GTQ2と同じトランスを入力/出力共に使うことで音質レベルやコーディングを共有すると言います。
そして完全バランス仕様のこのトランスが再び使われる事になりました。
GTP8はGTQ2と同じプリアンプを持ち、ゲインアッテネーターは10dBステップとなっています。さらにファイン・トリムが付き、+/-5dBの微調整が可能です。また、一瞬のドライブ感が欲しい時、若干の歪みを加えたい時など、マルチに使うためにDIを入力/出力共に使う事もできます。
これで完全バランス仕様のこのトランスが再び使われる事になりました。
GTP8は全く同一スペックのマシン8台の集合体ですから、そう思ってみてください。GTP8で考えられる最高のシチュエーションの一つはドラムのレコーディングです。複数のプリアンプやアウトボードを繋ぐ事は多くのエンジニアが知っている事ですが、その響き特性も違う場合、信号レベルや電位の違いなどでしょうか、位相相互に大きな影響があります。GTP8は全く同一スペックのマシン8台の集合体ですから、そう思ってみてください。信号レベルや電位の違いで生じる位相の混乱といったリスクが高いので、多くのエンジニアが選ぶトラブルの少ない事を多くのエンジニアが知っています。
GTP8仕様
・Input impedance = 1,200 ohms balanced and floating
・Balanced and floating output will drive any impedance from 600 ohms upwards
・DI input impedance = 10Megohms
・Frequency response = 20Hz to >20KHz +/-1dB
・Total Harmonic Distortion = <0.075% @ 1KHz @ +20dBu
・E.I.N = <-125dB @ 80dB gain
・Dimensions = 19†x 2U x 11†deep (482.6mm x 88.9mm x 280mm)
・Weight = 20lbs (9.07Kg)
・Transformer balanced inputs and outputs
・All Class A discrete transistor circuitry
・Stepped gain control in 10dB steps from -10dB to +80dB
・+/-5dB trim control, extends range from -15dB to +85dB
・DI input with 10dB gain and 10Megohm input impedance
・Unbalanced -10dBu TRS insertion jack socket, connects the GT4-8 and other Aurora products
・External regulated power supply auto-senses the input voltage