P24はStageCONNECT規格に対応した13ステレオチャンネルのパーソナルモニターミキサーです。
演奏者にパワーを
専任のモニターミックスエンジニアを用意するのはコストがかかりますし、FOHからのモニター操作は負担が大きいです。――どちらも理想的ではありません。もしステージ上に小型の専用ミキサーを置き、各ミュージシャンが自分だけのモニターミックスを作れたらどうでしょう?それがパーソナルモニタリングの真髄です!
時間と手間の節約
操作をミュージシャンに任せることで効率化が図れます。パーソナルモニターにはエフェクトが内蔵されています。また、内蔵マイクでコミュニケーションを行うことも可能です。すべて使いやすいインターフェースでコントロールできます。
もうメニューを探さない
P24はコンソールからAES50やStageConnect経由で全チャンネルのラベリング情報を受け取り、わずらわしい設定時間を大幅に削減します。12のステレオグループとマイク入力を各パーソナルミキサーに備わった13本の物理フェーダーで操作できるため、直感的な調整が可能です。
デイジーチェーンでシンプル設定
P24はコンソールと他のP24パーソナルミキサー間で通信し、Ultranet使用時でも最初のユニットで設定した内容をチェーン全体で共有可能。セットアップが非常に簡単になります。
規模に応じて拡張可能
スタジオの単体ミックスから大規模なオーケストラまで、P24は多彩な用途に対応。大型セットアップにはP24HUBが推奨されますが、小規模な即席ライブでは複数台をハブなしで直結接続することも可能です。
簡単コミュニケーション
StageTalkインターカムにより、FOH、ステージスタッフ、ミュージシャン間の円滑な連絡を実現。録音スタジオでは内蔵マイクでエンジニアと会話を行えます。ライブ環境では補助マイクとフットスイッチでタイミング調整なども行えます。
長距離接続対応
安定した性能と長い配線距離を求めるなら高品質DMXケーブルを推奨します。短距離であれば標準的なXLRケーブルも利用可能ですが、性能はケーブルによって異なります。
直感的なミックスコントロール
物理フェーダー操作でメニュー画面を探す必要はありません。Panorama、Tilt-EQ、リミッターなども直感的にコントロール可能。コンソールからラベルやチャンネルモードを受信し、各チャンネルはデフォルトでステレオ、モノラルやデュアルモノラルにも切替えられます。
トークバックと環境音取り込み
内蔵マイクはトークバックに便利で、TALKボタンでチェーン状の全P24やP24HUBに内蔵マイクからの音を送れます。また、XLR入力にダイナミックマイクを接続することもできます。さらに環境音をミックスに取り込んで自然なモニターも可能です。
クリアなヘッドホン出力
多種多様なイヤホンやヘッドホンのインピーダンスに対応できる高出力で、騒がしい環境でもクリアな音質を実現します。
P24HUBで複数台接続
P24HUBは最大4台のP24を直接接続可能で、さらに各P24に2台目のP24をデイジーチェーン接続でき、最大8台の個人ミキサーを管理可能です。また、16チャンネル分のミックスをP24HUBのアナログTRS出力からも出力することができます。ハブなしデイジーチェーンも可能ですが、その場合は別々に電源が必要となります。
どこでも設置可能
標準の5/8”マイクスタンドに取り付けられるクリップを内蔵しています。太いスタンドには別売のP16-MBマイクスタンドアダプターも使用可能です。
StageConnectでケーブル数を削減
StageCONNECTでは、1本のXLR/DMXケーブルで双方交際合計32チャンネルの44.1kHz/48kHz, 24bit音声を入出力機器やパーソナルモニター間でやり取り可能。StageConnect Configuratorアプリ(Mac、PC、Linux対応)を使用すればチャンネル数や電源、ケーブル長の計算も行えます。