ベストセラー・ライブラリ『VINTAGE STRINGS』の続編となる本作、『VINTAGE STRINGS 2』は、前作のバイオリンに加え、新たにビオラ、チェロを収録。60年代~70年代の豊かな弦楽器サウンドを再現する、ビンテージなストリングス音源です。
『VINTAGE STRINGS 2』のサウンドは、残響の少ない小さな部屋のある古いスタジオで、ビンテージなマイク Neuman U-87 と Royer のリボンマイクを使って録音されました。 これにより、オーケストラ・ベースの弦楽器サンプリング・ライブラリとは明らかに異なるサウンドとキャラクターを持つバーチャル・インストゥルメントとなっています。 リッチだけど、甘すぎず、艶やかすぎず。より親密で、より人間的なサウンドに重点を置いた本作は、クラシックなレコードで聞かれる1960年~70年代の大編成ストリングス・セクションのサウンドを、より正確にエミュレートしています。
『VINTAGE STRINGS 2』では、最大限の柔軟性を提供するため、いくつかの異なる編成のストリングスセクションを分離して録音しています。 よりロマンティックなヴィブラートで演奏されるソロの “ファースト・ヴァイオリン” は、リード・ラインやソロ・フィギュアに理想的で、個々のヴァイオリン・セクションを充実させる事にも適しています。 3ピース・ヴァイオリン・セクションでは、ソロ・ヴァイオリンと組み合わせることで、ミディアムサイズの4ピース・ヴァイオリン・セクションを作ることが可能。また、より大きな8つのヴァイオリン・セクションを作ることも可能です。 ヴィオラを組合せ、ややダークな音色のセクションを試したり、チェロを組合せ、低音域の拡張をおこなえば、セクションに深みと温かみを加える事ができるでしょう。
更に最もパワフルな機能として、ハーモナイズ機能があります。例えば、ノブをひねるだけで、ルート音を1オクターブ上の5thに変更できます。 これにより、音楽的な知識が乏しくても、インスピレーションあふれるセクション・パートを簡単に鳴らすことができます。 『VINTAGE STRINGS 2』では、この機能がさらに強力になり、マルチ・パッチでも同じようにクリエイティブな柔軟性が得られます。 セクションのコード・インターバルをカスタマイズする事ができるハーモナイズ機能によって、クラシック・レコードのようなサウンドを理想的かつ簡単に作成する事ができるでしょう。