『AMPKNOB MLC S_ZERO 100』は、分かりやすいワークフローでワールドクラスのブティック・チューブアンプ・サウンドを提供するアンプシミュレータ・プラグインです。
ポーランドのMLC Amps 社が誇るギターアンプSUBZERO 100 をベースに、プラグインを起動した瞬間から素晴らしいサウンドが得られるように設計されており、ワンノブでゲインと歪みの質感が異なる3段階のチャンネルをコントロール。プロデューサーJens Bogrenが、20年以上にわたるレコーディングの経験を注ぎ込んでプラグインのサウンドを作り上げたからこそ、どんなセッティングでも素晴らしいサウンドを奏でることを実現できました。
ワンノブ・ワンスイッチ
本製品のオリジナルにあたるMLC 社のフラッグシップアンプ「SUBZERO 100」は、多くの可能性を秘めた3チャンネルのモンスター・アンプです。Bogren Digitalは、そのサウンドの幅を『AMPKNOB MLC S_ZERO 100』唯一のノブ「Gainノブ」に集約しました。Gainノブを低めに設定すると、チャンネル1のクリーンできらびやかなサウンドからディープで立体的なオーバードライブ、よりGain ノブを回していくとチャンネル2の味わい深いチューブ・クランチへと変化。もっと回せば、Channel 3のダイナミックなハイゲインサウンドが火を噴きます。
2つのキャビネットとIRDXテクノロジー
『AMPKNOB MLC S_ZERO 100』には、Jens Bogrenがマイキングとエンジニアリングを施した2種類のスピーカー・キャビネット(VintageとModern)からお好きなキャビネットを選択できるほか、お手元のギターアンプ・キャビネットIRファイルをインポートし使用することができます。また、これまでのBogren Digitalアンプ・シミュレーターと同様にブランド独自のIRDXテクノロジーが組み込まれており、インポートした外部IRに対してもコンプレッションやサチュレーションなど演奏に応じたアンプ・キャビネットのふるまいによるサウンドへの影響を再現します。
Gate
スタンドアロン
スピーカー・モデリングの未来 – IRDX テクノロジー –
ギターアンプのスピーカー及びキャビネットは、アンプから入力される信号の大小に応じて空気を動かし、圧縮し、分散させます。現在ギター・キャビネットをエミュレートする方法の主流となりつつあるインパルス・レスポンス(IR)は、実際にギターアンプのキャビネットから採取した信号を用いているため、キャビネットが鳴らす本物のトーン特性とレゾナンスを備えています。しかし、それはリアルタイムに変化するトーンのほんの一瞬を切り取った「静的なスナップショット」でしかなく、インプットされる演奏のダイナミクス表現が苦手な面がありました。
JENS BOGREN が開発したIRDX(インパルス・レスポンス・ダイナミクス)テクノロジーは、スピーカーの忠実でダイナミックな挙動を演奏に応じてリアルタイムに加えることで、アンプシミュレーターのサウンドを本物のアンプのように反応させることを可能にしました。これにより、ギタリストが感じる弾き心地も素晴らしく、奏でるギター・サウンドには生命が吹き込まれます。