DAWシステムのCPU内部ミキシングはビット幅の飽和によって音質を劣化させます。DAWからのバスミックスを送り、アナログで混ぜることでサウンドの瑞々しさを拡大するサミングミキサーとして、TG RACK MIXERは絶大な支持を得ています。
トークバック・マイク機能やA/Bスピーカー切替、MUTE/MONO/DIM、セパレート2系統のステレオ出力など、充実のコントロールルーム・ セクション。オリジナルのアナログVUメーターも美しいデザインにこだわりました。全てが贅沢に、最高の品質で組み上げられています。
↑ 別売の外部電源 PSU-2
別売の16chエキスパンド・ユニットを追加することで、32chまたはそれ以上のチャンネルにTG RACK MIXERをアップグレードすることが可能です。大規模なミキシング・システムへとシステムを拡大できます。
EMIが開発しアビィロード・スタジオに設置。
CHANDLER LIMITEDのTG RACK MIXERはEMI/ABBEYROAD STUDIOとの正式なコラボレートから生まれた血統書付きのビンテージ・アナログミキサーです。
1960年~1970年代におけるオーガニックな質感を持つ英国サウンドの全てがこのアナログミキサーに包括されています。
オリジナルTGコンソールはEMI Research Laboratoriesにより開発され、1967年に完成したTGコンソールのMK1バージョンは、ロンドンのABBEY ROADスタジオに設置されました。真空管タイプの10インプット/4バス・ミキサーに代わって、この優れた24トラック/8バス・ミキサーはソリッド・ ステート・デザインとして始めてABBEY ROADスタジオに導入されたミキサーとなりました。各チャンネル毎にLIMITER/COMPRESSORが搭載され、全てのインプット/アウトプット はトランス・バランス、ステップゲインによる高音質、優れた機能と音質はEMI/ABBEY ROADの作品の音質を大きく向上させました。その後TGコンソールはヨーロッパ各地、アメリカなどに設置されましたが、EMIによる完全限定生産であっ たため台数が極めて少なく、幻の銘器となりました。現在でもその素晴しい英国サウンドを様々なCDの中で聞くことができます。
1960 年代後半から1970年代、あの『ABBEY ROAD』などのビートルズ後期作品~各メンバーのソロワークス、ピンクフロイドの『狂気』、ローリングストーンズの『SOME GIRLS』その他数々のブリティッシュ・サウンドの名盤に刻まれた愛すべき、温かく、オーガニックなアナログの質感はTGコンソールにしか成し得なかっ た永遠のサウンドと断言できます。また現在のミュージック・シーンにおいても、OASIS、MANIC STREET PREACHERS、TEXAS、TRAVIS、TINA TURNERなどのアルバムでその色あせない究極のアナログ・サウンドを聴くことができます。また1990年代に発売されたBEATLESの 『Anthology』シリーズのリマスタリング作業には、ABBEY ROADスタジオのジェフ・ジャレット所有のオリジナルTG1コンソールが使用されています。
CHANDLER LIMITEDはEMI/ABBEY ROAD STUDIOとの正式な業務提携のもと、オリジナルのドローイングやノートを基に精密な音質再現を行っています。
『私達は特に今新しいミキサーを探していたわけではないのだが、この素晴らしいサウンドのCHANDLERラックミキサーを知ってしまった!このラ インアンプを通過することによってどんなサウンドもより良く変化するんだ!このミキサーは本当に用途が広くサイドカーとして最高だよ。ラインミキサーとし てはもちろん、サミングアンプ(ミックスバッファー)としてPRO TOOLSルームに導入するには最高のプロダクトだね!』
『この素晴らしいミキサーに対して言いたいことは沢山あるよ!まずサウンドはアメイジングだ!そしてルックスも美しくて・・・比較してみるともうそ れは明らかに・・・TG RACK MIXERを通すだけで温かく、太い音質になるんだ!スピーカーからの音質がよみがえったような感覚だ!自分の施したミックスがクリーンに特にボーカルは 細かな部分まで見えるようになる。操作もいたってシンプルだしね!』