Carnaby 500はユニークで革新的な3バンドパラメトリックEQです。
ハーモニックサチュレーションを使用して周波数成分をブーストおよびカットするアナログEQは、あらゆるソースに対してイコライザーの親しみやすいコントロールと本物のアナログハーモニックサチュレーションでサウンドを強化します。
3-Band Parametric EQ With More
Carnaby 500は3つのインタラクティブなバンドを備えており、各バンドには±10dBのブースト/カットとオーバーラップ周波数コントロールがあります。各帯域には最大限の音楽性実現するためにその周波数帯域に適した倍音成分の独自のブレンドがあります。
・HI Band
5kHzから25kHzまでの範囲でスムーズなサチュレーションによって高周波数を自然に拡張し、ボーカルやアコースティック楽器の究極の空気感と息吹を与えます。
・MID Band
MIDバンドはQが固定され、200Hzから6.2kHzまでの広い周波数範囲を持つピーキングフィルターです。サチュレーションによって周波数範囲内の任意の場所でソースにハーモニック・エンハンスを付加します。
・LO Band
420Hzから20Hzまでの範囲でハードクリッピングサチュレーションを使用し、サブハーモニック周波数によってローエンドを拡張します。
Dynamic Response
一般的なEQとは異なりCarnaby 500はダイナミックなレスポンスを持ちます。よりハードにドライブされるとブースト/カットとハーモニクスの合計が増加します。
各帯域の入出力レベルコントロールにより±20dBのレベル調整が可能で、入力コントロールを使用してCarnaby 500をよりハードにドライブさせることでより多くのサチュレーションとディストーションエフェクトを発生させたり、必要に応じてバックオフさせてよりクリーンなEQを得ることができます。
Stereo-Link via OPTOSYNC
OPTOSYNCと呼ばれる革新的なステレオリンク機能を備えており、2台のCarnaby 500ユニットをステレオペアとして機能させることができます。
OPTOSYNCを使用するとケーブルや内部固定具なしですべてのコントロールが左側のユニットから右側のユニットに同期されます。すべてのスレーブユニットのOPTOSYNCをONにするとLEDと光通信を使用してワイヤレスでマスターユニットに同期します。
OPTOSYNCを使用して複数のユニットをリンクし、サミングミキサー全体やマルチチャンネルのサラウンドミックスに同じイコライジングを適用することもできます。