500シリーズ・サイズの “Fairchild”
徹底した品質管理
Herchild Model 670 の衝撃と感動を500シリーズ・モジュールで再現。ステレオ Variable Mu チューブ・コンプレッサーがたったの2スロットに収まります。
Grandchild 670 には、4本の 6BA6(5749) NOS チューブ、3基の専用設計トランス(各チャンネルに1基とサイドチェーン用に1基)、そしてつかみどころのないサウンドを捉えるために必要な厳選されたコンポーネントと回路が詰め込まれています。求められていたトーンとレスポンスを手頃なサイズで実現しました。
Herchild と共通して 20 dB の調整範囲を持つ INPUT GAIN コントロール、AC スレッショルド、アタックとリリースを5種類から選択可能なタイム・コンスタント・スイッチ、プログレッシブレシオにアクセスできる DC スレッショルド(コントロールを組み合わせたユニークなカーブ調整)を備えます。DC スレッショルドを調整すると、レシオとニーがほどよく変動し、ハードなリミッティングから非常にスムーズで透明な軽いコンプレッションまで柔軟に対応します。また、検出回路における低域の影響を軽減するための3ポジションのハイパス・サイドチェーン・フィルターも備えており、モダンなプロダクションにも対応できます。
本機はステレオユニットであるため、2つのチャンネルの合計により両チャンネルのゲインリダクション量が決まり、安定したステレオイメージが保証されます。ビンテージを思わせる魅力的なフロントパネルは、ゲイン・リダクションメーターだけでなく、アクティブ/バイパス/オフの状態がわかる視認性の高い3ポジション・スイッチも搭載し、明快かつ美しいデザインとなっています。
ミックスを音楽的につなぎ合わせあたたかく包み込むような、親密でクラシックなサウンドの実現は簡単ではありませんが、Grandchild 670 はそれを完璧に実現します。 Heritage Audio のエンジニアは、“Fairchild” の豊かで上品でエレガントなトーンを実現するという決意をもって応えました。4本の 6BA6(5749)チューブと3基のトランスを採用することで、Grandchild 670 に通す信号すべてが、より良いサウンドで出力されます。