Liberty Upright は、歴史的な Koch & Korselt 社のアップライト・ピアノを IK Multimedia 独自の打鍵ロボットを使ったディープなマルチ・サンプリング技術にて収録したピアノ・モデル。
ベースとなったピアノは、1915年、オーストリア支配下のボヘミア(現在のチェコ共和国)にて製作されたものです。
私たちは、この100年以上の歴史を持つピアノを、合計2回サンプリングしました。
1回目は、年月を経て自然に調律がずれた状態のままの、まさにアンティークな響きを捉えています。
そのサウンドは、心地よいソフトなダンパーにより、まるで自然のリバーブがかかっているかのように響きます。
2回目は、熟練の調律師によって復元され、細部まで調律された状態の音色です。
この2種類のサンプルをPianoverse の無限のエフェクトと組み合わせれば、サウンド・デザイン・ツールとして、より積極的なアプローチが可能です。
Liberty Upright の収録は、イタリアのエミリア・ロマーニャ州モデナにある、IK 本社の最新スタジオで慎重に行われました。
サンプリング時は、クローズ・マイキングに AKG 414、背面のコインシデント・ペアに DPA を使用しています。
楽器本来のサウンドはもちろん、Pianoverse のディープなエフェクトで加工するための素材としても最適です。
Liberty Upright について
Liberty Upright は、歴史的な Koch & Korselt 社のアップライト・グランド・ピアノを IK Multimedia 独自の打鍵ロボットを使ったディープなマルチ・サンプリング技術にて収録したピアノ・モデルです。
ベースとなったピアノは、1915年、オーストリア支配下のボヘミア(現在のチェコ共和国)にて製作されたものです。
調律前、調律後と、2回サンプリング
Liberty Uprightでは、100年以上の歴史を持つピアノを、2回に分けてサンプリングしました。
1回目は、年月を経て自然に調律がずれた状態のままの、まさにアンティークな響きを捉えています。心地良くしっとりとしたサウンドで、まるで自然のリバーブがかかっているかのように響きます。
2回目は、熟練の調律師によって調整され、細部まで調律された状態の音色です。
この2種類のサンプルをPianoverse の無限のエフェクトと組み合わせれば、サウンド・デザイン・ツールとして、より積極的なアプローチが可能です。
Liberty Upright の収録は、イタリアのエミリア・ロマーニャ州モデナにある、IK 本社の最新スタジオで慎重に行われました。サンプリング時は、クローズ・マイキングに AKG 414、背面のコインシデント・ペアに DPA を使用しています。
楽器本来のサウンドはもちろん、Pianoverse のディープなエフェクトで加工するための素材としても最適です。
楽曲、求める音色にあわせて、調整可能
Pianoverse には、楽曲、求める音色にあわせて最適な鳴り方を追求するために、細やかなパフォーマンス・コントロールを搭載しています。
リリース、ハンマー・ノイズ、ペダル・ノイズ、弦の共鳴、蓋の開閉、音色の明暗など、これまでフィジカル・モデリング音源のみで可能と思われてきた設定も調整可能です。
ヴェロシティ・オフセット、カーブの調整も行えます。
ハーフ・ペダル、キャッチ・ペダリング、ウナ・コルダ等、高度なペダル操作にも対応しています。
Pianoverse は、クラシック、ジャズ、ポップス、ラテンなどジャンルを問わず、最適なピアノ・サウンドと演奏フィールを提供します。
表現力を活かす、最新のエンジン
IK Multimedia のサウンド・デザイン・チームは、20年以上にわたるバーチャル・インストゥルメントの開発で培った繊細なテクニックを駆使し、数千ものサンプルに命を吹き込みました。
Pianoverse 用に開発された新しいインストゥルメント・エンジンでは、ラウンドロビン、ボイス・マネージメントなど、完全に再設計されたテクニックを駆使し、生楽器さながらに反応する演奏体験を実現しています。
スタジオ・クラスのサウンド・シェイピング
Pianoverse にはピアノ1台につき2セットのステレオ・マイクが用意されており、モダンな演奏者に近い位置でのサウンド、よりクラシックなサウンドというように、イメージするサウンドに作り込むことができます。
サウンド・シェイピングやミキシングに必須のスタジオ定番ツールも一通り揃っています。インストゥルメントとルームのペア・マイクでは、それぞれ複数のモードを備えたEQとコンプが利用可能です。
最終のマスター・チャンネルには、EQ、VCAスタイルのリミッター、ステレオ・イメージを調整する WIDTH、プレイヤー視点と観客視点の切り替えるFLIPスイッチが用意されています。
強力なクリエイティブ・エフェクト
Pianoverse には、空間ジェネレーターに加え、12種類の新しいクリエイティブ・エフェクトが搭載されています。これらのエフェクトは、空間系から定番スタジオ・エフェクトまで、同時に3種類が利用可能です。
エフェクト・スロットは、センド・エフェクトx 1、インサート・エフェクトx 2の構成で、4系統のモジュレーション・ソース(エンベロープx 2、LFO x 2)を使って、これら3つのスロットのエフェクトのパラメーターを変調できます。
エフェクトとモジュレーションを組み合わせることで、他のピアノ音源にはない、より積極的なサウンド・デザインを可能にしています。