T-RackS FAME Studio Reverbでは、 フェイム・スタジオにある2つのライブ・ルーム、5つのアイソレーション・ブース、EMTプレートリバーブ、エコー・チャンバーと、合計9つの空間が提供されています。それぞれにModernモードとVintageモードを搭載することで、1つのプラグインで、多彩な響きに対応するリバーブ・コレクションになっています。
## エコー・チャンバーの復元に協力
T-RackS FAME Studio Reverbの開発にあたり、IK Multimediaのスタッフは、フェイム・スタジオのロドニー・ホール氏によるフェイム・オリジナル・エコー・チャンバーの復元に協力しました。長い間使用されていなかったこのエコー・チャンバーは、60年代当時の装備で復元され、当時と同じように素晴らしいサウンドを捉えることに成功しました。
## 楽器、マイクの位置まで正確に再現
T-RackS FAME Studio Reverbでは、フェイム・スタジオ・エンジニアの協力により、フェイムの代表的なアルバムで使用されたマイクの配置だけでなく、演奏者の位置も正確に把握することができました。T-RackS FAME Studio Reverb画面の「SOURCE POSITION」ツマミにてベース、ドラム、オルガン/エレクトリック・キーボード、ボーカル/ギター、ピアノなどソース名を選択すれば、マイクとソースを各部屋の中の「マジックが起こった場所」に配置します。
## 空間だけでなく、マイク、コンソールも再現
T-RackS FAME Studio Reverbでは、空間のインパルス・レスポンスだけでなく、フェイム・スタジオの所有するヴィンテージ・マイクの数々、各スタジオのユニークなサウンドの肝になっているコンソールのサウンドも再現されています。