EQ、コンプレッションをはじめ28種ものモジュールを統合したチャンネルストリップ
6050 Ultimate Channel Stripには独立した入力および出力ステージが設けられており、3つのモジュール・ベイには、28種類のモジュールを選択してインサート可能です。モジュールはドラッグ&ドロップで入れ替えできるため、シグナルフローのアレンジも簡単に行なえます。モジュール選択パネルは、EQ、コンプレッション、様々なエフェクトを素早く試聴・比較することができます。
前身製品である6020や6030プラグインと同様、6050に追加されたモジュールは、いずれも過去40年にわたる古典的ハードウェアからモダンなデバイスまでを踏襲してデザインされています。シンプルかつ直感的な操作はもちろん、そのサウンド・クオリティは世界中のプロフェッショナルが知るMcDSPプラグインの水準を備えています。
6050には様々なアーティストから提供された豊富なプリセットも収録しています: Mike Dean, Bob Horn, Neal Avron, ROCAsound, John Feldmann, Aaron Harris, Lovy Longomba
新たに追加されたモジュール
S671: ギラリとした歪みがトラックに欲しい時に最適なサチュレーション・モジュール。Toneコントローラが、様々な用途に合わせた「エッジ感」をサウンドに与えます。
Moo-D: もしS671のトーンがそぐわない場合は、よりクリーミーな真空管のオーバードライブはどうでしょう。Moo-Dモジュールがより良いチョイスかもしれません。特にグループバスでの使用に適しています。
D-100: 目の前に迫るような荒々しいディストーションが欲しいならD-100モジュールの出番です。積極的にトラックを汚したいなら、まずは試してください。
MEF 1: Mid Emphasis Filterの略称=MEFは、単にトラックの低域と高域をカットするだけのフィルターではありません。Emphasisコントローラは、二つのフィルター・バンドから残された帯域を絶妙にブーストし、トラック同士を競合させずに分離感を出すことができます。
EZ G: dbx 904、363x、463x、といったノイズゲートの銘機にインスパイアされたEZ Gは、Over EZコンプレッサーと最適な組み合わせとなるモジュールです。可変式のサイドチェイン用ハイパスおよびローパス・フィルターを備えたEZ Gは、多彩な用途に役立つノイズ・ゲートです。
E404: 1999年にデビューしたFilterBank E4のリイシュー・モデル。ハイパス、ローシェルフ、パラメトリック、そしてハイシェルフのEQを備えるE4040は、数々の賞を獲得したFilterBankのクオリティをそのまま受け継いでいます。
FRG X: アップもダウンも、エクスパンダーならFRG Xにおまかせください。最大24dBのシグナルのブースト/カットが可能なこのモジュールはレシオ・コントロールを備え、さらに可変式のサイドチェイン・フィルターも搭載されています。
iX: EZ Gよりも強力なエクスパンダーが必要なら、iXをお薦めします。レシオがエクスパンダーのトランジション/スロープをコントロールし、ダイレクトとエフェクト・サウンドのブレンドを調整することができます。