ループの自在なルーティング変更に対応!革新的なMIDI専用ループスイッチャー!
ML10Xはコンパクトな筐体に既存の境界線を打ち破るほどのパワフルな機能を備えたループスイッチャー。
ステレオで5ループ、モノラルならTRSで分割して最大で10ループを個別にコントロール。更に革新的な”リオーダー機能”により、ループの自在なルーティングが可能です。各ループの順番の入れ替え、直列、並列、マージを自由に設定し、全てをプリセットに保存してMIDIで快適にリコールできます。プリセット切替時に残響音を残すスピルオーバーにも対応します。
全てのミュージシャンやクリエイターが求める、究極のユーティリティツール。モノラル、ステレオ、ペダルボード、ラックを含むあらゆるセットアップで、従来は不可能だった新たなサウンドの可能性を提供します。
エフェクトの順番はサウンドに大きな影響を与えます。例えばブースターと歪み系の組み合わせでは、ブースターが前段だとゲインアップ、後段だとボリュームブーストとして機能します。しかしペダルボード上で一度セッティングし、その場で瞬間的にエフェクトの順番を変えることは現実的では有りませんでした。
ML10Xは最大10ループを全て個別に制御でき、内部で自由なルーティングが可能です。A→B→Cというエフェクトの順番を、例えばC→B→Aというルーティングへ一瞬で変更することが出来ます。既に慣れ親しんだお気に入りのエフェクトが、ルーティングを変えるだけで新たなサウンド・パレットとなります。ルーティング設定は4バンク x 128プリセットで保存、快適にMIDIでリコールできます。
スタンダードなパッチケーブルで接続すれば5つのモノラルループに。TRSステレオ接続時は各ループのジャックがスプリットされTipとRingを個別に扱うことができ、最大で10ループまで制御可能です。
直感的なコントロール性
ML10Xのユーザーインターフェースは直感的に操作できるようデザインされています。
本体のLCDディスプレイは現在のバンク、有効なプリセットネームやナンバーなど、重要な情報をクリアに表示します。本体のみでプリセット設定やループのリオーダーも行えます。
専用設計のWebエディターを使えば、ML10Xの全ての設定を素早く、快適に行なえます。ドラッグアンドドロップで選択し、必要なループだけをシンプルに、好きな順番に並べることが出来ます。
また各ループは個別に名前をつけることができます。もうループに何を繋いでいるか覚えておく必要はありません。
ML10Xは包括的かつスタンダードなMIDI仕様のため、PC/CCメッセージを送信できる全てのMIDIデバイスとの組み合わせに対応します。そしてMorningstar製MIDIコントローラーを持っている場合は、MIDIメッセージを送信する必要もありません!ML10X専用のメッセージタイプを使って、選択したループのオンオフ、プリセットのスクロールや呼び出しなどをこれ以上無くシンプルに操作できます。
ML10Xのプリセットには2つのモードがあります。
・Simpleモード
直列のループ配置を行えるシンプルなモードです。ループをシグナルチェーン内にドラッグアンドドロップし、好きな順番に並べ替えるだけで設定が完了します。
・Advancedモード
直列、並列、スプリット/マージといった、より複雑で入り組んだルーティングを作り込めます。シグナルが相互に影響しない並列のルーティングを織り交ぜることで、貴方の想像力の限りサウンドの可能性が広がっていきます。
プリセット変更やループのバイパス時に、ディレイやリバーブの残響を自然にフェードアウトさせるスピルオーバー機能を使用可能。各ループ、プリセットごとに個別にオン・オフできます。
また各ループは100%アナログで処理。またInput / Output / Send / Returnには音質変化が極力抑えつつ最大限の解像度を得られる、高品質なバッファを搭載しています。
※ML10Xは全ての入力と出力は常にバッファを通過する仕様です。内部で並列やスプリット/マージといったルーティングを達成させるため、このバッファをオフにすることは出来ません。ハイインピーダンスのファズなどを接続したい場合は、専用の改造ケーブルをご案内いたしますのでお問い合わせください。