OVERLOUDのGEMシリーズプラグインMODULAは、最も象徴的なモジュレーションユニット3つが1つのプラグインに収められているものです。オリジナルの実機の持つ機能を更に拡張し、デジタル処理の柔軟性とアナログ処理のサウンド特性を結び付けます。
・Dimension D、Solina Ensemble、SPX90にインスパイアされた3種類のモジュレーションユニット
・左右の設定を個別に変更してより広いステレオ効果を得るデュアルモード搭載
・入力段のサチュレーションコントロール
・ステレオワイズコントロール
・パラメトリックEQ内蔵
・エンベロープによる動的なパラメーターコントロール
・BPMシンク機能
DIMENSION
Dimensionユニットは非常にソフトでオーガニックなモジュレーションサウンドを提供します。80年代と90年代には特にボーカルトラックに対して頼れるユニットでしたが、フルミックスで使用してリバーブを追加せずに空間知覚を高めることもできます。
入力セクションは飽和状態になると非常に音楽的なハーモニックを生成します。
ENSEMBLE
ENSEMBLEのモジュレーション回路は元々ストリングスマシンのラインに含まれていたもので、シンセサイザーやパッドサウンドに特に適したモジュレーションサウンドを提供します。
ストリングスやサウンドスケープにも巨大な立体感を作り出すことができます。
SYMPHONIC
SYMPHONICは90年代のクラシックなデジタルコーラスサウンドを提供します。ザックワイルドやマイクスターンのギターサウンドで使われた正弦波LFOを備えた3ボイスモジュレーションサウンドですが、他にもボーカルやシンセサイザーで多用されてきたサウンドです。
BEYOND THE ORIGINAL HARDWARE
MODULAはオリジナルの実機の持つ機能を更に拡張し、デジタル処理の柔軟性とアナログ処理のサウンド特性を結び付けます。
INPUT SATURATION
ユニットの入力段でサチュレーションを付加することで超音楽的なハーモニクスを生成することができます。
BUILT-IN EQ
内蔵されているパラメトリックEQを使うことで複雑なルーティングをすることなくウェットシグナルのトーンを更に形作ることができます。
STEREO WIDTH CONTROL
ステレオワイズコントロールによってソースを元の2倍からモノラルまでコントロールすることができます。
DUAL-MONO MODE
デュアルモノモードではステレオの深さを更に増すために異なる設定で左右のチャンネルを別々に処理できます。
カスタムリンクパネルを使用してパラメータを個別にリンクできます。
ENVELOPE CONTROLLED PARAMETERS
すべての主要なパラメーターは入力エンベロープによって動的にコントロールすることができます。つまり、エフェクトは入力信号のレベルに応じて「呼吸」するように変化します。これは特に電子音楽で望まれているコントロールです。
たとえば変調速度はトランジェント中に増加する可能性がありますし、よりラウドなソースではエフェクトの量を減らして明瞭度を高め、柔らかい部分ではより広い空間感を保つことができます。
CUSTOMIZE LFO SHAPES
ユニットの特性を維持しながら回路を仮想的に変更してLFOとフィルターの動作を変更することができます。
オリジナルとは異なるLFOシェイプを試してモジュレーションのモーションを変更したり、レゾナンスを追加してコーラスをフランジャーに変換したりすることができます。