すべての始まりとなった最初のパラメトリック・イコライザーをベースにしたAMEK EQ 200は、GML 8200やヴィンテージSONTEC EQのようなアイコンのクラシックサウンドからインスピレーションを得た、美しく透明なイコライザーです。
AMEKブランドの最初の製品はこのEQ 200で、これまでに設計された最も憧れのハードウェアEQをモデルにしています。
BrainworxがEQ 200で目指したのは、アナログモデリングにおける長年の経験をもとに、70年代と80年代の最も伝説的なパラメトリックイコライザーのDNAを捕らえ、ユニークなサウンドを再現するプラグインを開発することでした。
この時代は、SONTECやGMLといったブランドから、パラダイムシフトを起こすような新しいデザインのEQが登場し、各バンドの中心周波数と帯域幅を調整できるパラメトリックコントロールをはじめとする画期的な新機能が提供されていました。今でこそEQの標準機能ですが、当時はまさに”オーディオ革命”でした。
70年代、80年代のマスタリング・グレードのEQが持つ並外れた解像度、極めて高い透明性、膨大なヘッドルーム、外科的な精密さは、後の多くのイコライザー・デザインにインスピレーションを与えるものとなっています。そして多くのトップ・エンジニアにとって、これらのオリジナルのパラメトリックEQは、今日でも他の追随を許さないツールと見なされています。
これらの初期のハイエンド・パラメトリック・イコライザーは、ポップスやロック・ミュージックの素晴らしい時代に生まれ、その後30年以上にわたって真の業界標準として生き続けています。今日でも、数え切れないほどのメジャーなレコーディングで耳にすることができ、地球上で最も優れたミキシング/マスタリングスタジオの多くで積極的に使用されているのです。
AMEK EQ 200 Pluginは、Brainworxの創設者Dirk Ulrichが所有するGML 8200 EQとビンテージSONTEC EQのサウンドにインスパイアされたもので、彼のお気に入りのアナログアウトボードギアの一部でもあります。
しかし、DirkとBrainworxのモデリング・チームはさらに一歩踏み込み、革新的なオートリスニング機能、可変ハイパス/ローパス・フィルター、M/S処理、そして彼らの画期的な特許であるTMT(Tolerance Modeling Technology)技術等の多くの機能でオリジナルデザインを強化し、ボックス内で無類のアナログフローを提供することを決めました。
これらの追加機能により、AMEK EQ 200は、最高のビンテージEQの輝かしいサウンドと直感的なワークフローをあなたのDAWで実現するために必要なすべてを提供してくれます。AMEK EQ 200プラグインは、5つのパラメトリックバンドに加え、ハイパスとローパスのフィルターを備えた完全な7バンドEQです。
ステレオ、デュアルモノ、モノ、M/Sの各モードで動作します。5つのバンドは最大15dBのブーストとカットが可能で、0.4から4のバンド幅(またはQ)コントロールが可能です。