磁気テープスタイルのサチュレーションでオーディオを太くする
Natalus Dynamic Stereo Console Equalizer (以下Natalus DSCEQ)は、単なる豪華なサウンドのパッシブEQではありません。その個性的なPeak Levelコントロールは、ダイナミクスを維持しながらオーディオを太くしてくれます。これは、よく調整されたテープマシン特有の穏やかなコンプレッションやサチュレーションにみられるような、磁気的に制御されたダイナミクス処理を信号に加えることで実現することができるのです。
これまでにないほどスムーズなトランジェント
Natalus DSCEQはEQとして設計されていますが、多くのユーザーの方々に愛用されている機能の1つは、ノブ1つだけで操作できる非常にシンプルなダイナミクス・セクションです。Peak Levelコントロールを上げると、従来のコンプレッサーやリミッターよりもはるかにスムーズかつクリーンなアナログサウンドで、磁気トランスがトランジェントのピークを低減してくれます。アコースティックギターやシンセ、パーカッションのトゲトゲしい高域を抑えるために最適です。Natalus DSCEQをキックやスネアに使用すると、テープのようなパンチ感も得られます。
ノブを大胆に回して音楽的な音作りを
Natalus DSCEQのようなパッシブEQの魅力は、過剰な加工やEQ処理を感じさせることなく、サウンドを大幅に再構築できることです。ノブを必要以上に大きく回しても大丈夫。各ノブが11の目盛りになっているのには理由があります。Nataulsのワイドな帯域幅、補完的なEQカーブ、シングル・アナログ・メイクアップ・ゲイン・ステージのおかげで、劇的な動きでも音楽的なサウンドを生み出すことができるのです。Pultec EQのように、よりクリーンでスムーズなサウンドが得られる可能性があり、さらに柔軟でユーザーフレンドリーな操作が可能です。
オリジナルのアナログ機器を完璧にエミュレートして機能を追加
Brainworxのエンジニアは、Rod HarrisとGovinda DoyleによってデザインされたオリジナルのNatalusハードウェアを丹念にモデリングし、オリジナル機器のあらゆるニュアンスを再現しました。さらに、TMT、Auto Listen、Mono Maker、Stereo Widthコントロール、M/Sプロセッシングなど、独自のプラグイン専用の機能も追加しました。
主な機能
- Harris Doyleの個性的なNatalus Dynamic Stereo Console EQの正確な再現
- ローカットとオーバーラップ周波数コントロールを備えた4バンドのパッシブEQ
- 独自のPeak Level回路がテープマシンのように磁気的にトランジェントに反応し、トランジェントを抑制して美しいブルーム効果を生成
- An intuitive interface that lets users focus on creativity—not technical EQ settings
- テクニカルなEQ設定にではなく創作に集中できる直感的なインターフェース
- 実機にはないBrainworxプラグイン独自追加機能も搭載
- TX Drive – トランスモデルのみヘッドルームパラメーターを搭載、Brainworxの革新機能
- BrainworxのTMT搭載:Tolerance Modeling Technology (TMT、米国特許第10,725,727号)が電子部品のチャンネル間の個体差をシミュレートし、最もリアルなアナログサウンドを実現
- Mono Maker:低域をモノラルにまとめてフォーカスされたパンチのあるサウンドに
- Stereo Width:楽曲のステレオ幅を広げる機能
- バスドラム、スネア、ベース、ボーカルなど、個々のトラックでプラグインを使用するための独立したモノ・バージョンも搭載
- GUIのサイズ変更も可能
- アーティスト制作のプリセットを収録
・対応プラグインフォーマット
AAX Native、AU、AAX AudioSuite、VST2、VST3
・システム要件
Mac
macOS 11 – 14
Intel または Apple SiliconのCPU
PC
Windows 10 – 11
64bit対応CPU
・共通
ディスプレイ解像度:1440 × 900px または 1280 × 960px以上
Memory:2GB RAM