・Twin Topologyテクノロジー
Twin Topologyとは、三極真空管を用いたツインアンプと、JFET(Junction Field Effect Transistor)を用いたオールディスクリートのサーボアンプを組み合わせたミレニア独自の設計手法です。
Twin Topologyの選択スイッチを切り替えることで、真空管モードとディスクリートJFETモードという、大きく異なる2つのEQモードを選択することができます。
・真空管EQモード
真空管EQモード(Twin Topology選択ランプ消灯)では、個性豊かなサウンドが期待できます。
キックは丸くふくよかなサウンド、ボーカルは蜂蜜のように甘いサウンドになります。また、真空管 EQモードでは、NSEQ-2のブースト/カット・コントロールを回して、ミックスに魔法のようなヴァイブスを与えることができます。
ディスクリートJFET EQモード
NSEQ-2のディスクリートJFETモード(Twin Topology選択ランプ点灯)は、真空管モードと比較して、より透明感のあるサウンドを実現します。JFETモードでは、きめ細かく、クリーンでクリアなサウンドが得られます。弦楽器のキャラクターを生かしたままトップエンドをブーストしたいとき、ミックス全体の繊細でリアルな中域を丁寧に調整したいとき、NSEQ-2のディスクリートJFETモードが威力を発揮します。
・ミキシングとマスタリングエンジニアのためのスイスアーミーナイフ
NSEQ-2は、JFETモードで使用した場合、間違いなく世界で最も音質的にニュートラルなパラメトリック・アナログEQです。
NSEQ-2により、ブースト/カット・コントロールがゼロに設定されている限り、EQバンドが回路内に存在しても音質的な特徴は検出されません。また、真空管モードとJFETモードのコントラストは、ミキシングやマスタリングに最適な多目的EQとなっています.