クラシック・カーブ
NEOLD RZ062は、1960年代の伝説的チューブEQ「Siemens Klangfilm RZ062」を現代に蘇らせたモデルです。録音史上もっとも美しいEQカーブとして称えられるそのサウンドを忠実に再現。
専用の Pivotモジュール と Presenceモジュール を組み合わせ、ステレオ/M/Sマトリクス内で美しく調和したトーンバランスをデザインできます。オリジナル・ハードウェアが持つヴィンテージなチューブ・トーンシェイピングをDAWのチャンネル、ミックス、マスタリングで再現可能です。
スーパーチャージされた表現力。
表現力豊かなコントロールで、EF804S と ECC81 チューブ・アンプを自在に操ることができます。
Focusで奇数倍音のエッジ感から偶数倍音の滑らかさまで自在にトーンを描き分け、Driveで最大48dBのチューブサチュレーションをプッシュ。
さらにMixでドライとの絶妙なバランスを調整し、奥行きのあるレイヤード・トーンを生み出します。
時代を超える上質なサウンド
RZ062は、オリジナル機の2dBステップという制約を解消。
クラシックモードで大胆に音を描きつつ、連続スイープモードでは繊細な調整も自在に。
EQとDriveは個別にも同時にも使える柔軟な設計で、ボーカルの艶出しからミックス全体のリフトアップまで、ヴィンテージの温もりとモダンな精度を両立します。
録音史に残る希少な名機を手に入れよう
1950年代後半のドイツで誕生したSiemens Klangfilm RZ062は、放送スタジオのために設計されたユニバーサル・チューブEQ。スタジオの不要な残響やノイズを抑える目的で生まれたこの機材は、やがてヨーロッパ中のレコーディング現場で愛される存在となりました。
その柔らかく上品なトーン補正力は、ボーカルやオーケストラ録音のマスタリングで特に高く評価され、史上最も美しいサウンドを生み出すEQのひとつとして語り継がれています。
現在、オリジナル機は極めて希少で、入手できたとしても1モジュールあたり数千ドルに達するコレクターズアイテムです。
