HotShot MDを48Vファンタム電源が必要なコンデンサーマイクで使用できますか?
いいえ、HotShot MDはダイナミックマイク専用です。48Vファンタム電源をHotShot MDのいずれかのチャンネルに適用すると、マイク信号がBまたはC出力にルーティングされる際にスイッチングノイズが発生します。コンデンサーマイク用のスイッチャーが必要な場合は、専用設計されたRadial HotShot 48Vの使用をお勧めします。
マイク信号をBとCの両方の出力に同時に送れますか?
はい、両方のフットスイッチを同時に押すと、マイクがBとCの出力に送られ、A出力はミュートされます。
HotShot MDはボーカルマイクの性能に影響を与えますか?
全く影響しません。HotShot MDは信号の透明性を保つよう設計されており、ボーカルマイクの信号品質を損なうことはありません。
HotShot MDの出力は3つの異なるミキサーに送る必要がありますか?
3つの別々の送信先に出力を送るのは一例です。1台のミキサー内の複数チャンネルへ送信することも可能です。例えば、A出力はクリーンなボーカルチャンネルへ、B出力はコーラス用エフェクトチャンネルへ、C出力はバンドのイヤーモニター用の別チャンネルへ送る、という使い方ができます。
切り替えたときにPAからポップ音が出るのですが、どうすれば消せますか?
最も多い原因は、いずれかの出力に48Vファンタム電源が供給されていることです。ダイナミックマイクを使用し、HotShot MDに接続しているチャンネルのファンタム電源をオフにしてください。また、BおよびC出力のグランドリフトスイッチを入れてみてください。もしエフェクトプロセッサーがHotShot MDの出力に接続されている場合、信号経路から外してポップ音が消えるか試してください。消えた場合は、エフェクトはミキサーのインサートポイントに接続することを推奨します。
HotShot MDはHotShot DM-1やHotShot 48Vと一緒に使えますか?
もちろん使えます。ステージで複数のHotShotユニットを組み合わせ、パフォーマーとテクニシャンのニーズに合わせた接続が可能です。バンドメンバーの中には「バンドコミュニケーション」用チャンネルだけ必要な人もいれば、モニターエンジニアと個別に話せる直通ラインが欲しい人もいます。
HotShot MDをダイナミックマイクの代わりにラインレベル信号の切り替えに使えますか?
はい、HotShot MDはバランスされたラインレベル信号のルーティングにも使用可能です。機器のラインレベル出力をHotShotの入力に接続すれば、必要に応じて3つの異なる出力先に切り替えられます。