「Mini K67x」はMini Kシリーズ3本目の製品であり、1960年代に最もよく使用されたチューブマイクをもとに、それを現代の技術でより使いやすくコンパクトに再現したモデルです。
Mini Kシリーズでは初めてとなるトランスを搭載した機種であり、フラグシップモデル「Colares」と共通のトランス回路を採用しています。(機種名に含まれる「x」はトランスを意味しています。)また2年の歳月を費やして開発されたカプセルは、今回新たに6マイクロフィルムを採用して、独自にチューニングされたデュアルバックプレート設計となっています。
これらの組み合わせによって、特徴的な色付けを持つmini K47や極めてフラットな特性を持つMini K87のどちらとも異なる、独特なハーモニック・サチュレーションを生み出すマイクが完成しました。それはRoswell Pro Audio代表のマット・マクグリン氏が「”Holy Grail” voicing」と自負する、量感がありながらも濁りの無い低域と、10kHz以上に広がるレコーディングの“空気感”を特徴とします。
これらすべてが選び抜かれたパーツと設計によって、低セルフノイズ且つ高いトランジェント特性で実現されています。
Roswellのその他すべてのマイクと同様に、カリフォルニア本社で作業で製造、および出荷前のテストを施されています。mini K67xにはRoswell Pro Audio社専用のCutaway™ショックマウントとRoswell Pro Audioロゴ入りマイクロフリースのマイク・カバーとアルミ製フライトケースが同梱されます。