Infinity EQ 2は、あらゆるオーディオプロデューサーにとって最適な究極の柔軟性と透明性を備えたイコライザーです。
Infinity EQ 2の新機能
NEW FILTER TYPES
Infinity EQ 2には以前のバージョンのInfinity EQに新たにノッチ、チルト、バンドパスの3種類のダイナミックフィルターが追加され、信号がスレッショルド値を超えたときに設定したEQカーブに対して透明な圧縮と拡張を適用します。これによりサウンドに息づくより自然で音楽的なミックスが生まれます。
TWO TIMING MODES
Infinity EQ 2にはTightとSmoothという2つの新しいタイミングモードも搭載されています。Tightは反応性が非常に高くディエッシングなどのタスクに最適です。
一方Smoothはリリースが遅く、より多くのトランジェントを通過させます。
IMPROVED INTERFACE
Infinity EQ 2の新しいUIは合理化されたワークフローを維持しながらカーブとダイナミック処理を調整するための新しいコントロールパネルを備えています。
さらに滑らかなサイズ変更とズーム機能によりあらゆるディスプレイに完璧に適応します。
PRISTINE PERFORMANCE
Infinity EQ 2のフィルターはアナログマッチした形状です。ナイキスト周波数まで歪みは発生しません。
またCPUパフォーマンスも向上しています。
FULL COMPATIBILITY
旧バージョンのInfinity EQが既にテンプレートやワークフローの中心になっている場合は、既存のプラグインを更新するだけで準備完了です。
以下は旧Infinity EQからの共通の機能になります
INFINITY EQはSlate Digitalの最先端の技術によって実現した最新のイコライザープラグインです。ゼロレイテンシーのアナログマッチドカーブ、超高速レスポンスによる直観的なワークフロー、独自のフィルターとM/Sオプション、そしてMike DeanとOak Felderによって作成されたプロフェッショナルなプリセットによって音楽制作のアイディアを容易に具現化し実行することを可能にします。
EQバンド
INFINITY EQのEQバンドタイプは5種類あり、周波数帯域によってデフォルトで異なるものが用意されています。
デフォルトのものと違うバンドタイプを作成することも可能です。
バンドタイプをマウスオーバーするとプレビューが表示され変更を視覚的に確認することができます。
ダブルQ
Infinity EQはQ1とQ2と呼ばれる2つのシェルフを搭載しています。
Workflow
INFINITY EQは最小限のマウスコントロールでトラック処理ができるようデザインされています。滑らかなインターフェースによってフィルター、スロープ、ゲイン、EQのグルーピング、M/S処理、バイパス化などを高速なレスポンスで処理することが可能です。
Grouping Bands
グルーピング機能は複数のバンドをリンクさせることでワークフローをより迅速なものにすることができます。
グルーピングされた複数のEQバンドのゲインを同時にコントロール可能。つまり、各EQバンド間の元の距離が調整後も保持されます。
Mid / Side & Left / Right
M/S処理によるステレオイメージングによってよりワイドなフルミックスを実現します。
Infinity EQを使用すると同じインサート内でLRおよびMSチャネルを処理できるため、処理順序の問題が必須となります。プラグインはLR EQとMS EQの2つのインサートとして見ることができます。デフォルトではLR EQはチェーンの最初にありますが、矢印をクリックしてこの順序を逆にすることができます。
この場合MS EQが最初になります。
Immersive EQ Display
美しいグラフィックと完璧に調整されたスペクトラムアナライザーによって直観的なイコライジングが可能です。
Infinity EQは2種類のスペクトルアナライザーを提供します。
・ソースの周波数を即座に監視するリアルタイムアナライザー。
・ソースのグローバルな周波数応答を監視し、EQカーブがサウンドに与える影響を直接確認するために常に更新されるアベレージ(平均)アナライザー。
Average Analyzerは、「Bands Only」モードでのみ使用可能です。
CUSTOM PRESETS
INFINITY EQには著名なプロデューサーによって作成されたプリセットが多数付属しており、プロダクションをネクストレベルを引き上げる手助けとなるでしょう。
プリセットは編集したり自分で作成したものをフォルダーで管理することができます。