『ANGKLUNG 2.0』はインドネシア発祥のフルレンジの伝統的な音程打楽器「アンクルン」を収録したライブラリです。アンクルンの歴史はおよそ紀元7世紀にまで遡ります。過去1000年の間に東南アジアやポリネシアに広く普及し、ガムラン・オーケストラからポップ・バンドやジャズ・アンサンブル、伝統的なものから現代的なものまで様々なジャンルでそのサウンドを聴くことができます。
アンクルンは単音楽器のセットで、各単音楽器は高音と低音のオクターブで対になった竹筒で構成され、ゆるやかにガラガラと発音されます。その結果、独特のふくよかでクリアな、しかしサステインの短い乾いた音が生まれます。このアンクルン専用ライブラリのために、Soundironチームは約3オクターブにわたるメジャー・スケールで調律された18種類のアンクルンの音を録音しました。
ドライ・スタジオ、大きなオープン・ホールで3つのマイク・ポジション(クローズ、ミッド、ファー)を収録。それぞれアップとダウンのストロークを別々に録音し、ドライ・サンプルでは音速/音符ごとに48個のラウンドロビン・バリエーション(アップ24/ダウン24)、ホール・サンプルでは音速/音符ごとに16個のラウンドロビン・バリエーション(アップ8/ダウン8)を用意しました。また、レイヤー間のスムーズなクロスフェードや、調整可能なリリースサンプルを使って、様々な速度と強度で自然な手弾きのサスティン・ループも収録しています。