新たなエピック・オーケストラの到来
『ALBION COLOSSUS』は、息をのむような緊張感と闘争心溢れる壮大なオーケストラの2つが融合したドラマチックなオーケストラ音源です。
『ALBION ONE』と同様、各パッチはStrings High/Lowのように程よくまとめられており、軽快にスコアリングが可能です。
オーケストラだけでなく、ヘヴィなギターやドラムキット、シンセサイザーなども収録されており、映画音楽やトレーラームービーなど様々な場面で使用できます。
また、「Scale」、「Depth」、「Hype」などの新たなコントロールが搭載されており、サウンドの壮大さ、力強さを調整することが可能です。
2倍の表現力
『ALBION COLOSSUS』では、従来のダイナミックスとエクスプレッションに加え、「Scale」と「Depth」の機能が新たに追加されました。
「Scale」は、静かで小規模な編成から壮大で大規模な編成まで、オーケストラの規模を自由に調節することができます。
「Depth」は、クローズなサウンドから、ツリーマイクをベースとしたサウンド、ワイドでアンビエントなサウンドへと変化させることができる機能です。
このユニークなコントロールによって、これまで以上に音のダイナミックスと迫力をシンプルな操作で調整することが可能となりました。
さらに、各プリセットごとに異なる方法でサウンドを強化する「Hype」機能も追加。テープサチュレーションやディストーションなどプロの制作テクニックを使用し、収録されたままの素直なサウンドから、エフェクト処理された映画のような迫力のあるサウンドへとシームレスに変化させることが可能です。
本製品のレコーディングはグラスゴー・ロイヤル・コンサートホールで行われ、小規模のサウンドはニュー・オーディトリアム、大規模のサウンドはメイン・コンサートホールで、どちらも同じ機材と奏者によりレコーディングされました。
静と動
本製品は、静かで緊張感のあるサウンドから激しく力強いサウンドへの移行が一つのパッチ内で可能です。
「静」のパートでは、繊細な音が特徴のフラウタンド・チェンバー・ストリングスや、緊迫感のあるシンセサイザー、ダークなギターなど使用し、小規模なアンサンブルを構築することで静けさを生み出すことができます。
「動」のパートでは、フル・シンフォニック・オーケストラ、ハードなパーカッション、壮大なシンセサイザー、コンサートホールでリアンプされたギターなどを使用し、嵐のような激しいサウンドを演出することができます。
『ALBION COLOSSUS』制作の背景
本製品の核となるものは「創造性」で、アイデアを素早く簡単に音楽にするツールであることです。
ハリウッドにおける大ヒット作品のエッセンスを取り込み、再現が非常に困難なハイレベルのサウンドを手軽に使用できるように制作しました。