
『Contemporary Drama Toolkit』は、受賞歴のある作曲家“Samuel Sim”と専門のチームにより生まれた劇伴向けライブラリで、理論にとらわれず“感情”に沿った制作を妥協なく行えます。
72種類の個別のインストゥルメント・パッチと、44種類のマルチの、ぞれぞれのサウンドに表現を組み入れられ、ソフトを操作する作業に時間をとられることなく、より音楽制作に集中することができます。
大成功を収めた前作『British Drama Toolkit』のように、深くじっくりと考え構成されたサウンドパレットには、JUNO-6のメロなコーラス・トーン、MS-20の象徴的なテクスチャ、ボーカル、ギター、エレクトリック・チェロ、エレクトリック・バイオリンで演奏される感動的なリード・ラインなどの素材が、見事にブレンドされ収められています。それぞれの音色は、アナログ・エフェクト、ビンテージ・ペダル、Eurorackモジュールといった素晴らしいコレクションを介して処理されています。
ささやくようなテクスチャから、大胆なメロディーまで。
映像作品に感情を添えるための、優れたツールキットです。
ベロシティレイヤー ビュー
演奏された各ノートのベロシティレイヤーが表示されます。パッチによってTexture、Soft、Loudのレイヤーが含まれているものもあれば、1つまたは2つのレイヤーからリッチなサウンドを作り出すものもあります。演奏のダイナミクスを調整することで、それぞれのパッチの可能性を引き出します。
本ライブラリは、Spitfire Audioの他ライブラリのようにモジュレーションホイールで操作するようなDYNAMICSではなく、ベロシティを元にした直感的な演奏性にフィーチャーしています。
- Texture – ペダルノートとして使用されることが多いテクスチャーサウンド。バックグラウンドや伴奏に最適です。
- Soft – 目立たせたい音を弾くためのレイヤー。TextureとLoudの橋渡しも担います。
- Loud – リードまたはソリストラインに最適なメロディーを歌わせるためのレイヤー。

概要パネル
メロディックな楽器のメインインターフェイスです。デフォルトのビューでは、使用可能なすべての演奏テクニック、シンプルなマイクミキサー、主要な機能のコントローラーが表示されます。
コントロールパネル
使用可能なすべてのミキサーシグナルとフィーチャー・コントローラを表示します。メモリ使用量を削減するためのテクニックをパージする機能など、音源を詳細に制御することができます。
- Mx (Mix) – すべての要素をバランスよく調和させる加工やエフェクトを含んだステレオミックス
- Fx (Effects) – 各サウンドの目的に合わせて調整され、より多くのエフェクトを含むシグナル。 Mixに代わるものとして、単独で使用することもできます。