「HANS ZIMMER PERCUSSION」は、ハリウッド映画音楽の巨匠Hans Zimmer(ハンス・ジマー氏)のプロデュースによる、究極的なシネマティック・パーカッション・ライブラリです。
Hans Zimmer が音楽制作を担当した世界的大ヒット映画のソロ及びアンサンブル・パーカッション・サウンドにフィーチャーし、Hans Zimmer の長年における経験とノウハウを1つのライブラリに集約しました。このライブラリのために、Hans Zimmer とグラミー賞を受賞したチーム(エンジニアのGeoff Foster を含む)が直々に、スコアリングステージ(映画音楽向け大規模レコーディングスタジオ)でTombek(トムベク)から太鼓まで、また囁き声のような繊細なサウンドから雷鳴のような大迫力サウンドまでを丁寧にレコーディングをしました。
Hans Zimmer は今や現代最高として名高く、最も影響力あるフィルム・コンポーザーの1人です。Hans Zimmer は現代のハリウッド映画音楽の様式を定義したことに加え、映像に対する音の演出の概念を根底から覆したとして、多くのフィルム・コンポーザーたちに多大な影響を与えました。Hans Zimmer の細かな監修の元、多数の制作を共にした超一流のレコーディング・スタジオ、ミュージシャン、楽器、機材、そして才能あるエンジニアとの経験によって制作された「HANS ZIMMER PERCUSSION」には、Hans Zimmer が過去に作ったサウンドではなく、新たに創られたサウンドが膨大に収められています。より完璧なライブラリにすべく、インターフェースは高いカスタマイズ性を備えています。
「HANS ZIMMER PERCUSSION」は、大きく分けて2つの壮大なライブラリで構築されています。1つ目のライブラリ「Ensembles」には、フランク・リコッティ、ゲイリー・ケッテル、スティーブン・ヘンダーソン、ポール・クラヴィスの4名の超一流パーカッショニストによる、様々なパーカッションやスタイルが収録されています。挑戦的で革新的なこのライブラリには、以下の大迫力ドラム・サウンドが収録されています。
Low Booms, Low Boom Gallery, Taiko Ensemble, Tamtam Ensemble, Boobams Ensemble, Hi Taiko Solo, Low Taiko Solo, Large Taiko Solo, Bass Drum Gallery Solo, Gong Drum Gallery Solo, Surdu Ensemble, Dohl Ensemble, Tombek Ensemble, Bombo Ensemble, Buckets & Snares Ensemble, Buckets & Crushers Ensemble, Bucket Top & Darbuka, Paper Djun, Piatti, Anvils, Timpani Ensemble
2つめのライブラリ「Solo」は、Hans Zimmer を長年にわたってサポートし続けた伝説級のパーカッショニスト、ポール・クラビス(スペクター、ダーク・ナイト、ハリー・ポッター、スター・ウォーズ)による、美しく、明瞭に、繊細にサウンドと表情あるニュアンスを持ったソロ・パーカッション・ライブラリです。 Hans Zimmer は静寂なサウンドもこよなく愛しており、このライブラリは繊細なドラム・プログラミングに魅力を与えることができます。このライブラリには以下のパーカッションが収録されています。
Bucket, Snare, Crusher, Paper Djun, Tombek, Dohl, Darbuca, Surdu, Darbucket
多くのHans Zimmer のスコアと同様に、このライブラリのサウンドはNeve Montserrat プリアンプに接続された96個の希少なマイクと世界最大のNeve 88R コンソールデスク、192kで動作するAVID HDX およびPrism AD/DA コンバータへを介してレコーディングされました。レコーディング直後のセッションファイルのサイズは30TB にも及びます。
各インストゥルメントにはHans Zimmer がミックスしたClose, Room, Ambient チャンネルが用意されています。また各アーティキュレーションには最大9バリエーションのラウンドロビンと6段階のダイナミックレイヤーが用意されています。