場合によっては、力強いオーケストラの上に繊細で緻密なソロが必要になることがあるでしょう。ロンドンの名奏者によるこの「SPITFIRE SOLO STRINGS」は、SPITFIRE AUDIO が誇るシンフォニック及びチェンバー・ストリングスに繋がるソロ・ストリングス音源です。
シンフォニック及びチェンバー・ストリングスと同じ場所、同じく素敵な機材とマイクポジション、そして同じくアーティキュレーションを豊富に収録したこの新しいライブラリは、既存のSPITFIRE OECHESTRA ライブラリと同じDNA を有しています。アコースティック・ラグジュアリーなAir Lyndhurst(ロンドンが世界に誇るAIR STUDIOS)にて、リッチなサウンドが魅力的な2インチテープを使ってソロ奏者を丁寧に収録しました。
ソロ・ストリングス
6年前、SPITFIRE AUDIO は初めてのライブラリのひとつである「Solo Strings」をリリースしました。それ以来SPITFIRE AUDIO は、約2,500時間以上ものサンプリング経験を積み重ねてきました。その過程で「Solo Strings」を再収録する時が来ることが分かっていました。作曲家は映画、ゲーム、ポップスのどれであっても、大きなストリングス・セクションにソロ・ストリングスを加えることで、ストリングス・サウンドに個性を与えるだけでなく、感情的なソロを書くことができるようになります。John Williams の「Schindler’s List」、Arvo Part の「Fratres」、John Corigliano の「Red Violin」、「Game of Thrones」のテーマのチェロのソロ・ヴァイオリンを想像してみてください。
アーティスト
ソリストは卓越した奏者で、独特な方法でレコーディング、サンプリングします。私たちSPITFIRE AUDIO は楽器の質感に合わせた多彩なマイクポジションとアーティキュレーションを提供する他、この新しいライブラリとシンフォニック及びチェンバー・ストリングスを完全に調和させる必要がありました。このライブラリは3つの異なるモードで演奏することができ、また3つの異なるプレイヤーを演奏することができます:Virtuoso, 1st Desk, Progressive。それぞれ独自のアーティキュレーションだけでなく、多彩なスタイルを備えています。Virtuoso はオーケストラの前演奏するソリストです。1st Desk は1st Violins のフロントデスクで収録され、ストリングス・ラインに個性と芯を加えます。SPITFIRE AUDIO の1st Desk はオーケストラをリードする立ち位置にあります。Progressive はより大きなストリング・セクションに収まるように考慮されたもので、指揮者から遠く離れた場所で収録されました。加えて”Mandolin pizzicato” や “Tremolo whispers” など、現代的な表現力も兼ね備えています。
本ライブラリのために、SPITFIRE AUDIO は、”ファースト・コール” ソリストとして宝のような経験を持つ国際的に評価されたミュージシャンのグループに協力を仰ぎました。これらの奏者は多くのハリウッド映画音楽で聴くことができます:Jack Liebeck (Violin – Virtuoso), Clio Gould (Violin – 1st Desk), Thomas Gould (Violin – Progressive), Max Baillie (Viola), Richard Harwood (Cello) , Leon Bosch (Double Bass)。
ホール
多くのSPITFIRE AUDIO ライブラリと同様に、この新しいライブラリを収録するために、私達SPITFIRE AUDIO はロンドンの世界的レコーディング・スタジオ「Air Studios」のホールに戻りました。このスタジオはダンケルク、美女と野獣、ワンダーウーマン、パディントン2、ハリー・ポッターと賢者の石、ダーク・ナイト、グラディエーターなど数々の有名な映画の音楽がレコーディングされた場所です。そしてこの新しいライブラリは、世界的にも有名なエンジニアによって収録されました。貴重なリボンとバルブ・マイクから世界最大級のNeve Montserrat preamps を通し、96k でPrism AD コンバーターを使用しています。このホールは何十年もハリウッドのディレクターに選ばれ続けた理由があります。