前作『AFFLATUS CHAPTER I STRINGS』に続くAfflatusシリーズの第2章が、5年の歳月をかけて完成しました。
『AFFLATUS CHAPTER II BRASS』は、クラシック音楽のコンサートサウンドから映画音楽の太く豊かなトーンまで自在に操る、ブラス音源の決定版です。実際に指揮された演奏をキャプチャーしており、サウンドトラックで耳にするあらゆるブラスが収録されています。
ユーザーからのフィードバックを取り入れ、見やすく操作性の高いGUIとなった本作は、音作りをせずとも実践的なサウンドを得ることができ、プロの作曲家のための効率的な楽曲制作を実現します。
『AFFLATUS CHAPTER II BRASS』は、実際に指揮された演奏をキャプチャーしています。サウンドのコンセプトごとにカテゴライズされた刺激的な各パッチは、従来のマルチサンプリング音源では成し得なかった、満足のいく結果を即座にもたらします。数多くのアーティキュレーションとダイナミックレイヤーが収録されたアンサンブルは、本格的なスコアリングを実現します。
壮大な「Barbarian Low Brass Ensemble」は、クリアでオーガニックなサウンドを保ちながらも、轟音のようなブラスによる音の壁を演出することができます。
その他にも、マーシャルのアンプで増幅された10本の「Phantom Horns」、表現力豊かで繊細なブラスのうねりを奏でる「The Chosen One」、ミュート・トランペットにビブラフォンとサックスを加えた「Noir Brass」など、そのコンセプトは多岐にわたります。
『AFFLATUS CHAPTER II BRASS』バージョン1.0では、複数のアーティキュレーションとダイナミックレイヤーを持つ9種類のアンサンブルを用意しました。
- Barbarian Brass
- Iceberg Brass
- Phantom Brass
- Mountain Hotel Normale and Cup Muted
- Space Horror
- Noir Brass
- The Chosen One
- Hunter Brass
- Imperial Brass A and B
『AFFLATUS CHAPTER II BRASS』には、様々なアンサンブル・サイズと各セクションのソロが収録されています。
また、高い評価を得ているポリフォニック・トゥルー・レガートの最新版と、各アーティキュレーションとサウンドを自分好みにカスタマイズできる全く新しいユーザー・インターフェイスも特徴的です。ダイナミック・レイヤー間のシームレスなクロスフェードと、ラウンドロビン編集のタイトさには、特に注意が払われています。
マルカートは複数の長さの中からベストなものを選択でき、sfzのクレッシェンド、スライド、wt/htトリル、フラッターなどが収録されている他、各アーティキュレーションをミュート奏法で利用することも可能です。
このライブラリは、演奏性とパフォーマンスを重視して制作されており、手動で調整が必要な部分は仮にあったとしてもほんの僅かです。
- 4 Horns
- 2 Horns
- Solo Horn
- 3 Trumpets
- Solo Trumpet
- 3 Trombones
- Solo Bass Trombone
- Solo Tenor Trombone
- Solo Cimbasso
- Solo Tuba
- 2 Tubas
- Low Brass Ensemble
『AFFLATUS CHAPTER I STRINGS』同様、『AFFLATUS CHAPTER II BRASS』も未知の世界に深く飛び込んでいくライブラリとなっており、実験的なサブフォルダが存在します。このサブフォルダは一風変わった方法で処理/マッピングされており、金管楽器の伝統的なオーケストラの視点を超えたサウンドを得ることができます。