際立つ解像度が露わにする楽器本来のトーンとプレイヤーの表現。
周波数特性:緑 Hot 、赤 Cold
1Hzから4MHzを超える周波数まで、レベル、周波数特性に認識可能な誤差がありません。
スルーレート:緑 Hot 、赤 Cold
0Vから正負対称。立ち上がりのスピード、電圧値(出力レベル)に誤差がありません。
現代にこそ必要とされる進化したDI & プリアンプ
高解像度化が進んだ現代のレコーディング環境に必要な幅広い帯域と素速いレスポンスを実現した楽器用DI & プリアンプです。従来のDIでベースに生じる「ピッチが不明瞭」などの音質面での問題はDI、プリアンプの周波数帯域とレスポンスのパフォーマンス不足によるもの。より音量が大きい低域ではこれは顕著となり、ベース、中でもローB、更に低いG♭までを出す多弦ベースやシンセベースでの課題となっています。
表現をクリアに捉えるレコーディング
SP-DI500 は極めて幅広い周波数特性とナノ秒単位の素速いレスポンスによる原音への忠実性に優れ、トップ・エンジニア、クリエイターから高評価を受けているマイク・プリアンプSP-MPシリーズの技術を踏襲。素早いレスポンスとローB(30.87Hz)、G♭(23.12Hz) はもちろん、Bösendorfer Model 290 Imperialなどの88鍵ピアノの更に1オクターブ下の最低音(16.35Hz)までをカバーする周波数特性により、クリアで安定したピッチ、タイトな低域が得られます。広域も楽器の音域をはるかに超える4MHZまでフラットなレスポンス。サンプリング・レートが784kHzであっても忠実にAD変換可能。今までは気付くことがなかった弦の響きまでを再生。楽器の本来の音色とプレイヤーの演奏から生まれるトーン、ニュアンスまでの表現を余すことなくレコーディング可能です。
極めて幅広い帯域でフラットな周波数特性を実現
独自デザインにより一般的なDI回路に比べ、1/3以下にまで絞り込んだ部品点数。チップ抵抗に比べ割高な帰還抵抗を採用するなど、厳選された部品により1Hz 以下- 300kHz 以上までフラット。多弦ベース、シンセベースの真のトーンを引き出します。
3段階 インプット・インピーダンス・セレクター (2M, 100k, 10k)
パッシブ・ピックアップ搭載のビンテージ・ベースから高出力シンセサイザー、シンセベースまで使用楽器にあわせて入力インピーダンスを選択可能。インピーダンスの選択にて積極的なサウンド・メイキングも可能です。
ハイ・カット・フィルター搭載: OFF, 2kHz- 24kHz( バランス出力)
弦ノイズなど高域に現れるノイズを抑制するハイカット。フィルターを搭載。カットオフ週蓮も2kHz- 24kHzにてコントロール可能。カットする帯域を最適化可能です。
3dBステップ・ゲイン・セレクター
音質劣化の原因となる可変抵抗器ではなく固定抵抗にてゲインを選択。ロスを極限まで抑えたピュアなゲインが得られます。