DUNEの最新バージョン、ついにフルHD対応!
Differential Unison Engine has been extended
DUNE 3は、数々の賞を受賞したDUNE 2シンセサイザーをベースに、ユーザーからの要望が多かった機能や革新的なアイデアを追加し、これまでで最高のDUNEの体験を実現します。熟練のサウンドデザイナーによる数多くの新規プリセットが追加され、搭載されているファクトリープリセットはDUNE2から倍増し1000種類以上になります。DUNE 2との完全な互換性があるため、DUNE 2のプリセットをインポートすることも可能です。
拡張可能なユーザーインターフェースはフルHDはもちろん、MacのRetinaにもディスプレイ対応しています。
DUNE 3のパワフルな新機能
Dual filter(デュアル・フィルター)
DUNE 3の刷新されたフィルターセクションでは、新たにデュアル・マルチモード・フィルターとインサートエフェクトが追加されています。シリアル / パラレルなどのルーティングモードや、Balanceノブによるシームレスなブレンドにより、無限の可能性が広がるクリエイティブな音づくりが可能になりました。新しいフィルタータイプも追加され、最新のアナログモデリング技術を駆使したゼロディレイ・フィードバック・フィルターも使用可能です。フォルマント / ボーカルフィルターやフェーザーなどのクリエイティブに活用できるインサートエフェクトも追加され、サウンドデザインの可能性が大幅に広がりました。
Dual Arpeggiator(デュアル・アルページエーター)
アルペジエーター・ユニットを従来の1つではなく2つ搭載することで、DUNE 3の音作り能力が飛躍的に向上しました。アルペジエーターは個別にプログラムでき、定番のアップ / ダウンのアルペジオだけでなく、様々なシーケンスやMIDIファイルの再生にも対応します。さらに、ランダムモードやプログラム可能なアルペジオ・ホールドなどの新機能により、これまで以上に強力なアルペジエーターになっています。
Improved oscillators(オシレーターを強化)
DUNE 3の中核を成すのが、パワフルなオシレーター・ブロックです。VA、FM、ウェーブテーブル・シンセシスに対応していて、フル・ポリフォニーで8320オシレーターものリソースを備えたDUNE 3は、まさにユニゾン・モンスターであり、オシレーターが枯渇することはまずありません。
DUNE 3ではクラシックなSuper Sawオシレーターを進化させた「Swarm」モードが新たに搭載されました。このモードを使用することで各オシレーターに微妙なモジュレーションがかかり、従来よりもはるかに生き生きとしたサウンドが実現できます。
New effects algorithms(エフェクト・アルゴリズムを刷新)
DUNE 3では、ディストーション、コーラス、フェーザー、EQ、ディレイ、リバーブなど、すべてのカテゴリーで多くの新しいエフェクト・アルゴリズムが採用されています。
その中でも特に重要な追加機能の一つが、新EQです。このEQは、我々Synapse AudioのRack Extensions GQ-7 Graphic Equalizerのテクノロジーを採用しています。
プロ仕様のミキシング&マスタリング用イコライザーとして設計されたこの新しいEQは、高品質な4バンドのパラメトリックおよびシェルビングEQに加え、可変スロープのローカット / ハイカットフィルターを備えています。EQ内部のすべてのフィルターは、アーティファクトなしでモジュレーションに対応するように設計されており、従来のEQアプリケーションの枠を超えたクリエイティブな用途にも使用できます。
もう一つの優れた新機能は、Shimmer Hallと呼ばれる新しいリバーブ・アルゴリズムです。DUNE 3にのみ搭載されたこの機能は、豊かなアンビエントサウンド、美しいパッドやリードに最適です。
Wavetable Editor(ウェーブテーブル・エディター)
DUNE 3に搭載された新しいウェーブテーブル・エディターは、最高峰の機能を備えています。波形は、フリーハンド描画、セグメント、専用のパーシャル・エディター、または数式入力によって作成できます。モーフィング、フェードイン / アウト、ノーマライズ、DC除去、インバート / リバースなどの各種機能により、新しいウェーブテーブルの作成が簡単になりました。波形とウェーブテーブルはWAVフォーマットでインポート / エクスポートでき、幅広いサードパーティソフトウェアとの互換性を確保しています。
WAV File Editor(WAVファイル・エディター)
DUNE 3のバージョン3.4以降では、オシレーター3にWAVファイルをインポートできるようになりました。読み込まれたWAVファイルは、ループ範囲を設定できます。ループが有効になっていると、選択されたセグメントは、音が鳴っている間連続的にループします。インポートできるWAVファイルは、ビットレートは16、24、32ビット、サンプルレートは 44.1 kHz から 192 kHz、モノラルとステレオに対応しています。