<Ivory 3の特徴>
① RGB(Real-time Gradient Blending)エンジン
Ivory 3は、数々の賞を受賞したIvory IIの技術をベースに開発されました。Ivory IIのすべての機能は、新しいIvory 3プラットフォームにも引き継がれています。
一方で、Ivory 3エンジンの心臓部には独自の新しいRGBテクノロジーを開発。
RGB(Real-time Gradient Blending)エンジンは、SynthogyのDSP開発における第一人者であるジョージ・テイラーによってカスタムデザインされたもの。
革新的で拡張性と柔軟性に富み、新世代のリアルタイム再生とDSP技術により、かつてない表現力と驚くほどリアルなピアノサウンドを提供します。
・Continuous Velocity to Timbreなどの新機能を搭載。ピアノの一打一打のベロシティを滑らかに音色に繋げます。
・ダイナミック・シフトによりハイレゾリューション
・ベロシティをさらに細かく音色に繋げることも可能。
・柔らかいハンマーから固めのハンマーまで、ピアノの打鍵キャラクターも変更できるパラメータも搭載。
・Ivory IIの時代から好評だったハーモニック・レゾナンスはより強化され、倍音とダイナミック・コントロールも強化されています。
② 新機能:Continuous Velocity to Timbre
コンティニュアス・ベロシティは、すべてのアタック・ベロシティにおいて、ベロシティから音色への変化をリアルタイムで提供します。
MIDI 1.0ベロシティの127段階、MIDI(CC88) Velocity Extensionの16,384段階、MIDI 2.0 16 bit Hi-Resolution ベロシティの65,536段階のいずれをコントローラが送信しても、Ivory 3 のコンティニュアス・ベロシティ機能により、限りなく滑らかなベロシティ変化を実現します。
③ マイクセッティングまで、自由にカスタマイズ
Ivory 3では、複数のマイクセッティングを自由に変更・ブレンドが可能になりました。クローズ、ミッド/サイド(M/S)、アンビエントのセッティング位置を利用することができます。 各ポジションは1クリックで簡単にオン・オフすることができ、Ivory 3で新たに搭載されたミキシング・デスクでリアルタイムにルーティングやバランス、EQやダイナミクス処理、リバーブへのセンドなどの処理を行うことが可能です。
④ パワフルでカスタムメイドのオンボード・ミキシングデスク
Ivory 3のミキシングデスクは、各ステレオチャンネルごとにトリム、ゲイン、3バンドEQ、コンプレッション、アンビエンス、コーラス/ディレイ、バランス、M/S処理、バスセンド、さらに複数のシグナルパスによるパラレル処理などの機能を備えています。 さらに、Audiobroによる美しいアンサンブル・ストリングス・サンプルなど新たなシンセサイザーレイヤーも収録。エンベロープ・アタック・コントロールを搭載し、ミキシングデスクで独立した処理も可能になりました。