『TM-82』はボーカルや楽器演奏に最適なダイナミックマイクロホンです。
リーズナブルながら高品質な再現性と収音性を備え、
自宅での音楽制作からからライブホールでのパフォーマンスまで、幅広いシーンを支えます。
画像は、イメージです。
※仕様および外観、パッケージは改善のため予告なく変更することがあります。
■楽器演奏、ボーカルパフォーマンスの収録に
『TM-82』はボーカルや楽器の集音に適したオールラウンダーなダイナミックマイクです。
単一指向性を採用し、パフォーマンスの細かなニュアンスはそのまま、狙った音をしっかり収音することが可能です。
■シンプルで確実なダイナミックタイプのトランデューサー
マイクロホンの重要な部分のひとつであるトランスデューサー(変換器)は、音を電気信号に変換するメカニズムのことです。
ダイナミックタイプは、シンプルな構造であることからリーズナブルな価格で
温度や湿度にも強く、大音量に対応でき丈夫な構造であることが特長です。
■単一指向性、カーディオイド仕様
・単一指向性 (Unidirectional)
単一指向性マイクロホンは、ひとつの方向からの感度が特に高い特長を持っています。
いくつかのタイプがあります。
・カーディオイド (Cardioid)
カーディオイド(Cardioid)は、単一指向性パターンの中で最も一般的なタイプです。
指向性の図の形が心臓(ハート)形(カーディオイド)に似ていることに由来しています。
マイクの正面から来る音に対して最も感度が高く、マイクの背面から来る音に対して最も感度が低くなる特長があります。
マイクロホンは種類によって、収音できる方向性が異なります。
ダイナミック型マイクロホンは、コンデンサー型マイクロホンに比べると感度はやや劣りますが、
シンプルな構造で丈夫なので取り扱いが楽な上、近い場所の大きな音を収音するのが得意です。
プロのコンサートでも使われる事も多く、カラオケボックスで使われているマイクもほとんどがダイナミック型のワイヤレスマイクです。
静かにしっかりと歌う場合にはできるだけロ元から離さないように2cmくらい(指1~2本分)をキープしてください。
声量に自信があり力強く歌い上げる場合は、約10cm~40cmぐらいが目安となります。
単一指向性マイクは、正面の感度が高く、背面は低い特性があります。(※ポーラパターン図参照)
TM-82では約130°が収音カバー角度となります。その中でも収音軸から上下左右30°の60°程度の範囲がより良い収音を行えます。
また、単一指向性マイクは、マイクが近すぎると低音が強調されます。
これは近接効果といって、ふくよかな音になる場合もあれば、濁った音になる場合もあります。
ご自身の声量に合わせ、適切なマイクの向きと距離感で歌うことが大切です。
ダイナミック型マイクは、感度が低い分、 エアコンなどの環境のノイズが入りにくい利点もあり、
上手にマイクを使えば繊細な息遣いも収音できます。